musical
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
musicalのコアイメージは「音楽(music)の性質・特質を持っている」こと。単に「音楽に関係する」という外側からの関係を表すだけでなく、「音楽的な特質がそのものの中に宿っている」というニュアンスが根底にある。だから、楽器(musical instrument)は「音楽という性質を持つ道具」、音楽の才能がある人(a musical person)は「音楽的センスが内在している人」、そして名詞として使われるミュージカル(a musical)は「音楽の性質を持った劇」を指す。音楽に関する・音楽で構成された、という内側からの属性表現であることが特徴。
2意味一覧
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形容詞
音楽の、音楽に関する
音楽という性質を帯びた事物・場面を表す。「音楽の道具=musical instrument」のように、その名詞が音楽の世界に属することを示す。 -
形容詞
音楽的な、音楽の才能がある
「音楽の性質が内在している人」という意味で、音楽的センスや才能が備わっていることを指す。外から与えられた技術ではなく、生まれ持った素養のニュアンスが強い。 -
形容詞
音楽のように美しい、耳に心地よい
声や音に「音楽の性質」が宿っているというイメージから、「メロディアスな・響きが美しい」という意味でも使われる。a musical voiceは「音楽のように美しい声」。 -
名詞
ミュージカル(音楽劇)
「音楽の性質を持った(劇)」という形容詞が名詞化したもの。a musical filmやa Broadway musicalのように使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
music(名詞)とmusical(形容詞)の混同に注意。「音楽の才能」はa music talentではなくmusical talentが正しい。また「音楽が好きな」と言いたいときもI’m musicalより I like musicの方が自然な場合が多い。
musicianとの違いも意識しよう。musicianは「音楽家(職業・役割)」であり、musicalは「音楽的な素養がある(性質)」。She is musicalは音楽のセンスがあるという内在的特質を表し、She is a musicianは音楽家という役割を表す。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| melodious | 「メロディアスな・旋律が美しい」に特化した語。musicalより音の美しさ・流れに焦点を当てており、声や楽曲そのものの響きを描写するときに使われる。 |
| harmonious | 「調和のとれた」という意味で、音の組み合わせの美しさを強調する。音楽だけでなく人間関係や色彩にも使われる点がmusicalと異なる。 |
| tuneful | 「曲調が良い・覚えやすいメロディーを持つ」というニュアンスで、特に歌や旋律のキャッチーさを表す。musicalより口語的で限定的な意味。 |
対義語: unmusical、tuneless、discordant
6派生語・関連語
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music
名詞
音楽 -
musician
名詞
音楽家、演奏家 -
musically
副詞
音楽的に、音楽の観点から -
musicality
名詞
音楽性、音楽的センス
7コロケーション
- musical instrument(楽器)
- musical talent / musical ability(音楽の才能)
- musical theater / musical comedy(ミュージカル劇・音楽喜劇)
8確認テスト
“Even without formal training, she is deeply musical and can play anything by ear.”
① 彼女は音楽の授業をよく受けている
② 彼女は音楽が大好きだ
③ 彼女は音楽的な素養に溢れている
④ 彼女は音楽家として活躍している
③。musicalは「音楽の性質が内在している=音楽的な素養が備わっている」という意味。正式な訓練なしに耳だけで弾けるという文脈から、生まれ持った音楽的センスを表していることがわかる。①はmusicalではなくtrained/educatedで表現する内容、②はloves musicが自然、④はa musicianを使う。
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