program
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
programの根底にあるのは「あらかじめ(pro-)書かれた・組まれたもの(-gram)」というイメージ。ギリシャ語の「pro(前に)+gramma(書かれたもの)」が語源で、「何かを始める前に、順序立てて設計されたもの全体」を指す。テレビの「番組」も放送前に組まれたもの、コンピュータの「プログラム」も実行前に書かれた命令の集合、「交換留学プログラム」も事前に設計された活動の枠組みだ。日本語の「プログラム」より守備範囲が広く、個々のイベントの進行表から、国家規模の政策・制度まで幅広く使われる。「計画」「予定」「番組」「制度」などと文脈によって訳し分けが必要。
2意味一覧
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名詞
(コンサート・式典などの)プログラム、進行表
イベント開始前に「順序立てて組まれた」内容一覧が原義に最も近い。 -
名詞
(テレビ・ラジオの)番組
放送開始前に内容が設計・編成された「一連のまとまり」がそのまま「番組」を指す。 -
名詞
(活動・学習・支援などの)プログラム、計画、制度
目標達成のために事前に設計された活動の枠組みをまとめて指す。交換留学・訓練・福祉など幅広い場面で使われる。 -
名詞
(コンピュータの)プログラム、ソフトウェア
コンピュータが動く前に「書かれた命令の集合体」という意味でコアイメージと完全に一致する。 -
動詞
(コンピュータを)プログラムする;(人・機械を)特定の動作をするよう設定する
「事前に命令・行動パターンを書き込む」行為そのものを動詞化したもの。
3例文
4よくある間違い・注意点
日本語の「プログラム」は式典の進行表やコンピュータ用語のイメージが強いが、英語の program はもっと守備範囲が広く、「福祉プログラム」「訓練プログラム」のように組織・政府が設計した制度・施策全般を指せる。訳す際は文脈を見て「番組」「制度」「施策」「計画」など最適な日本語を選ぼう。
アメリカ英語では program、イギリス英語では programme とつづりが異なる。ただし、コンピュータ用語の場合はイギリス英語でも program が使われることが多い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| plan | 「計画・プラン」という意味では近いが、plan は頭の中の構想段階でもOKで個人レベルから使える。programはより具体的な枠組みや公式の制度を指すことが多い。 |
| schedule | 「時間・日程」に焦点を当てた順序表。programが「何をするか(内容の設計)」に重点を置くのに対し、scheduleは「いつするか(時間の配置)」に重点がある。 |
| curriculum | 教育の文脈で「カリキュラム・学習課程」を指す。program(学習プログラム)より正式で学習内容の体系全体を指す場合に使われる。 |
対義語: improvisation(即興)、spontaneity(自発性)
6派生語・関連語
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programmer
名詞
プログラマー;プログラムを作る人 -
programming
名詞・動名詞
プログラミング;(放送の)番組編成 -
programmed
形容詞
プログラムされた;あらかじめ設定された
7コロケーション
- launch a program(プログラム・制度を立ち上げる)
- training program(研修・訓練プログラム)
- exchange program(交換留学プログラム)
8確認テスト
“The city introduced a new program to reduce homelessness.”
① テレビ番組 ② 進行表 ③ 施策・取り組み ④ コンピュータプログラム
③「施策・取り組み」が正解。市が路上生活者を減らすために事前に設計・立案した公式の活動の枠組みを指しており、「プログラム」のコアイメージ「事前に組まれた一連の計画」が「施策・取り組み」という訳に表れている。「番組」「進行表」「コンピュータプログラム」はいずれも文脈に合わない。
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