opportune
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
opportuneのコアイメージは「ある目的・状況にとって、タイミングや条件がぴったり合っている」こと。語源はラテン語の’ob portum venire’(港に向かって風が吹いてくる)で、帆船が港に入るまさに好機の風が吹いている状態を表す。つまり単に「良い」のではなく、「今この瞬間の条件・タイミングが目的にとって最適に合致している」というニュアンスが核心。偶然の一致で好都合になっている場面でよく使われる。
2意味一覧
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形容詞
好都合の、時機を得た
港に向かう追い風のように、ある目的や状況に対してタイミング・条件が完璧に合致している状態を指す。「ちょうどよい」という偶然性のニュアンスが強い。 -
形容詞
(時機・行動が)適切な、的確な
タイミングや状況が「目的にぴたりと合っている」コアイメージから、行動・発言・提案などがその場面に適切であることも表す。 -
形容詞
(機会・瞬間が)絶好の
風が港に向かって吹く「今しかない好機」のイメージから、特定のチャンスや瞬間が「まさにその目的のための絶好のもの」であることを示す。
3例文
4よくある間違い・注意点
opportuneは「意図的に準備した」ではなく「偶然・自然にタイミングが合った」ニュアンスが強い。意図的な好機の創出には’strategic’や’well-timed’が近い場合もある。
inopportune(不都合な・タイミングが悪い)という反意語と混同しないよう注意。否定の接頭辞in-がつくだけで意味が逆転する。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| timely | 「時宜にかなった」という意味では近いが、timelyは「遅すぎず早すぎず」という時間軸での適切さが中心。opportuneは条件・状況全体のぴったり感を強調する。 |
| convenient | convenientは「(人にとって)都合がよい・手間がかからない」という主観的な便利さ。opportuneは客観的に状況・タイミングが合致している点が異なる。 |
| auspicious | auspiciousは「前途有望な・幸先のよい」という吉兆・縁起のニュアンスが強く、やや改まった文脈で使われる。opportuneは純粋にタイミングや条件の合致を指す。 |
対義語: inopportune、untimely、inconvenient
6派生語・関連語
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opportunely
副詞
好都合に、時機よく -
opportunity
名詞
機会、好機(同語源。条件が合致した「チャンス」)
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opportunist
名詞
機会主義者(好都合な状況を利己的に利用する人) -
opportunism
名詞
機会主義(状況に応じて原則より利益を優先する態度)
7コロケーション
- an opportune moment / time(絶好の瞬間・時機)
- at an opportune occasion(好都合な機会に)
- opportune arrival(タイミングよい到着)
8確認テスト
The prime minister’s visit came at an opportune time, just as negotiations were reaching a critical stage.
① 首相の訪問は、交渉がちょうど重要な段階を迎えているまさに絶好のタイミングで実現した。
② 首相の訪問は、交渉が進むにつれて徐々に都合がよくなっていった。
③ 首相の訪問は、交渉が難しい段階に差し掛かったため不都合なものだった。
④ 首相の訪問は、交渉が重要な段階に入る前に計画的に準備されていた。
①が正解。opportuneのコアイメージは「状況・条件がぴたりと合致した絶好のタイミング」。交渉の重要局面と訪問のタイミングが偶然一致した好都合さを表す。④の「計画的に準備」は意図的なニュアンスが強くopportuneの意味から外れ、③は反意語inopportuneに近い。
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