résumé
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
résumé はフランス語の「resumé(再び取り上げる)」に由来し、「重要な情報だけを取り出してコンパクトにまとめたもの」がコアイメージです。長い経歴や情報の中から要点だけを選び取って整理した「凝縮されたダイジェスト」というニュアンスが根底にあります。だからこそ「概要・要約」という意味にも、「履歴書」という意味にもなります。履歴書は自分の経歴の中から採用担当者に伝えるべき要点を凝縮した書類であり、まさにこのコアイメージの体現です。アクセント付きのつづり(résumé)は就職活動書類の意味で使われることが多く、アクセントなし(resume)は「再開する」という別の動詞になるため注意が必要です。
2意味一覧
-
名
概要・要約
長い内容の中から要点だけを抽出してまとめたものがコアイメージ。講演や報告書などの「要点まとめ」として使われる。 -
名
履歴書・経歴書
自分のこれまでの経歴・スキルから採用に関係する要点だけを凝縮して提示した書類。特に北米英語でよく使われる。 -
名
(講演・授業などの)レジュメ・配布資料
授業や講演の内容を要約して参加者に配る資料も、「要点を凝縮したまとめ」というコアイメージに合致する。日本語の「レジュメ」はこの用法に由来する。
3例文
4よくある間違い・注意点
スペルと発音の混同に注意。アクセント付き résumé(名詞:要約・履歴書)と、アクセントなし resume(動詞:再開する)はまったく別の単語。試験では文脈から区別できるようにしておくこと。
英国英語では履歴書を CV(curriculum vitae)と呼ぶことが多く、résumé は主に北米英語での表現。論文や学術的な文脈で見かけたら「CV」との言い換えにも注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| summary | summary は「全体を短くまとめたもの」全般を指す汎用語。résumé は「要点を選び取って凝縮した」ニュアンスが強く、書類・資料としての形式を伴うことが多い。 |
| CV (curriculum vitae) | CV は学術・研究職での詳細な業績リストで、長くなることも許容される。résumé はより短くコンパクトにまとめた就職用書類を指すことが多い。 |
| synopsis | synopsis は物語・映画・論文などのあらすじや梗概を指すことが多く、résumé より文学・学術寄りのニュアンス。 |
| outline | outline は全体の骨格・構成を示すもので、箇条書き的な「枠組み」のニュアンスが強い。résumé は内容を凝縮した「まとめ」である点で異なる。 |
対義語: full text(全文)、detailed account(詳細な説明)
7コロケーション
- submit a résumé(履歴書を提出する)
- a brief résumé of …(〜の簡単な概要)
- update one’s résumé(履歴書を更新する)
8確認テスト
“At the start of the meeting, she gave a résumé of the project’s progress so far.”
① 彼女は会議の冒頭で、プロジェクトの履歴書を提出した。
② 彼女は会議の冒頭で、プロジェクトのこれまでの進捗状況を概要として説明した。
③ 彼女は会議の冒頭で、プロジェクトを再開することを宣言した。
④ 彼女は会議の冒頭で、プロジェクトの詳細な記録を配布した。
正解は②。résumé の「要点を凝縮したまとめ」というコアイメージから、この文脈では「概要・要約として説明した」が最も自然。①は「履歴書」を当てはめており文脈に合わない。③は動詞 resume(再開する)と混同した誤り。④は résumé が「詳細な記録」ではなく「凝縮されたまとめ」であるため不適切。
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