become
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
becomeのコアイメージは「ある状態から別の状態へと移行し、新しい姿・性質を帯びる」こと。be(ある状態にある)+come(やってくる)が語源で、「ある状態がやってくる=その状態になる」と理解できる。単に「なる」という結果だけでなく、変化のプロセスそのものを含むニュアンスがある。職業・身分・状態など幅広い変化を表せる。また「(服などが人に)似合う」という意味でも使われるが、これも「その人にふさわしい状態に落ち着く」というコアイメージから自然に派生している。
2意味一覧
-
動詞(自動詞)
(…に)なる
主語がある状態・身分・性質へと変化し、それが「やってくる」イメージ。職業・感情・性質など、あらゆる変化に使える。 -
動詞(他動詞)
(人・物に)似合う、ふさわしい
「その状態が自然にその人のもとへやってくる」、つまり「その人にぴったりの状態に落ち着く」ことから「似合う」の意味が生まれる。フォーマルな表現。
3例文
4よくある間違い・注意点
become と get はどちらも「なる」と訳せるが、getは「変化が自然に・勝手に起きる」カジュアルなニュアンス(I’m getting hungry.)で、becomeは「状態への移行」を少しフォーマルに表す。また、becomeのあとは形容詞・名詞が続くが、getのあとは形容詞のみ(get a doctor ✗)という文法的違いにも注意。
「似合う」の意味を知らずにスルーしがちだが、文学的・フォーマルな文章では頻出。That doesn’t become you.(それはあなたにふさわしくない)のような表現も入試に出る。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| get | 変化の意味では最も近いが、よりカジュアル。後ろに形容詞のみ取れ、名詞は不可(× get a teacher)。日常会話で多用される。 |
| turn | ある状態から別の状態へ「ガラッと変わる」ニュアンス。予想外・劇的な変化を含む場合が多い(The leaves turned red.)。 |
| grow | 時間をかけて段階的・有機的に変化していくニュアンス。成長・成熟のイメージが強い(grow old, grow wiser)。 |
| suit | 「似合う」の意味での類義語。suitは服装・計画・条件など幅広く「ぴったり合う」を表すが、becomeはよりフォーマルで文学的。 |
対義語: cease to be、remain(変化せずそのままでいる)
6派生語・関連語
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becoming
形容詞
(服装・態度などが人に)よく似合う、ふさわしい -
became
動詞(過去形)
becomeの過去形 -
become
動詞(過去分詞)
becomeの過去分詞形(原形と同じ形)
7コロケーション
- become aware of ~(~に気づく)
- become popular(人気になる)
- become clear(明らかになる)
8確認テスト
“Silence does not become a leader in times of crisis.”
① 危機のとき、リーダーは沈黙してはならない。
② 危機のとき、リーダーは沈黙になりつつある。
③ 危機のとき、沈黙はリーダーに似合わない。
④ 危機のとき、リーダーは沈黙を好む。
③。become には「(人に)似合う・ふさわしい」という意味があり、ここでは Silence(沈黙)が主語で、does not become a leader で「リーダーにふさわしくない=似合わない」と表している。「なる」と訳してしまうと①②のように誤読してしまう。コアイメージ「ある状態がその人に自然にやってくる」から「ふさわしく落ち着く=似合う」という意味が生まれることを理解していれば正解できる。
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