resilient
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
resilientのコアイメージは「外力を受けても元の形・状態に戻る弾力性」です。語源はラテン語の resilire(跳ね返る)で、re-(再び)+ salire(跳ぶ)から成ります。ゴムボールを押しつけても元の形に戻るように、逆境・衝撃・ストレスを受けてもしなやかに回復する性質を指します。これは人の精神的な強さにも、物理的な素材の弾力性にも使えます。「折れない」「壊れない」というよりも「曲がっても戻れる」「傷ついても立ち直れる」というしなやかさ・回復力のニュアンスが核心です。そのため文脈によって「立ち直りが早い」「耐久性がある」「弾力性がある」と訳が変わりますが、根底には常にこの〈元に戻る力〉があります。
2意味一覧
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形容詞
立ち直りが早い、回復力がある(人・精神・社会など)
逆境や失敗という「外力」を受けた後、元の状態へ弾み返るように回復できる人間の精神的資質を表す。最も一般的な用法。 -
形容詞
弾力性がある、元の形に戻る(素材・物体)
物理的に圧力を加えられても変形せず元に戻る素材の性質を指す用法。コアイメージがそのまま物質世界に適用されている。 -
形容詞
(景気・システムなどが)変動に強い、持続力がある
経済や社会システムが打撃を受けても機能を回復できるというニュアンスで、ビジネス・報道文脈で頻出。「強靭な」と訳されることが多い。
3例文
4よくある間違い・注意点
resilient は「強い(strong)」や「頑丈な(tough)」とは異なる。strong は圧力に屈しない硬い強さ、resilient は受け流して戻れるしなやかな強さ。「鉄のように折れない」ではなく「竹のようにしなって元に戻る」イメージが正確。
「弾力性がある」という物理的意味を忘れがち。英文中で素材・素地の話をしているのに「立ち直りが早い」と訳してしまうミスに注意。文脈でどの意味かを判断すること。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| tough | tough は困難に耐える「粘り強さ・タフさ」で、外力に抵抗する硬質な強さのニュアンス。resilient は受けた後に回復するしなやかさを強調する点が異なる。 |
| hardy | hardy は寒さや苦境など厳しい環境に耐えられる「丈夫さ」を指し、植物や人の耐久性に使われる。resilient のような「回復・反発」のニュアンスはやや薄い。 |
| adaptable | adaptable は環境の変化に合わせて「変化できる」柔軟性を指し、元の状態への回帰よりも変化への適応を重視する点で resilient と異なる。 |
対義語: fragile、vulnerable、brittle
6派生語・関連語
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resilience
名詞
回復力、弾力性、レジリエンス -
resiliency
名詞
回復力、弾力性(resilience の別形。主に米語) -
resiliently
副詞
しなやかに、立ち直り早く
7コロケーション
- resilient economy(底堅い経済)
- be remarkably / surprisingly resilient(驚くほど回復力がある)
- build resilient communities(強靭なコミュニティを築く)
8確認テスト
“Despite losing the championship, the team remained resilient and came back stronger the following season.”
① 頑固な
② 楽観的な
③ 立ち直りが早い
④ 攻撃的な
③ 立ち直りが早い。優勝を逃すという「外力(逆境)」を受けたにもかかわらず、元の力を取り戻して翌シーズンに戻ってきたというのは、resilient のコアイメージ〈押されても元に戻る力〉そのもの。①の「頑固」は変わらない頑なさ、②の「楽観的」は気持ちの持ち方、④の「攻撃的」は全く別の意味であり、いずれも回復力の意味を捉えていない。
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