compartment
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
compartmentのコアイメージは「全体の中で仕切りによって切り分けられた独立した区画」です。語源はラテン語のcom-(共に・完全に)+partiri(分ける)で、「きっちりと区切られた部分」を表します。飛行機や列車の荷物入れ・個室、鞄の仕切りポケット、冷蔵庫の引き出しなど、より大きな空間や物の中に「隔離された小部屋」があるイメージです。また比喩的に、人間の思考や感情を「頭の中の引き出し」のように整理・分離する文脈でも使われます。重要なのは、単なる「部分」ではなく、他と区切られた独立性があるという点です。
2意味一覧
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名詞
(乗り物・容器などの)区画、仕切られたスペース、収納部
より大きな空間の中で仕切りによって独立した区域を作っているイメージ。飛行機の荷物入れ、列車のコンパートメント(個室)などがこれにあたる。 -
名詞
(列車の)個室車両
客車の中を仕切って作られた独立した小部屋のことで、ヨーロッパの鉄道でよく見られるスタイル。「仕切られた独立空間」のコアイメージがそのまま当てはまる。 -
名詞
(思考・感情などの)心理的な区画、頭の中の引き出し
比喩的に、感情や思考を互いに干渉しないよう「仕切って」整理・分離している状態を表す。「compartmentalize(分けて考える)」という動詞もこの用法から生まれた。
3例文
4よくある間違い・注意点
「compartment=コンパートメント」とカタカナのまま覚えてしまい、文脈に応じて「荷物入れ」「個室」「仕切り」と使い分けられなくなることがある。コアイメージ「仕切られた独立空間」を意識すれば、どの文脈でも自然な訳語を導き出せる。
sectionやpartと混同しやすいが、compartmentには必ず「物理的・心理的な仕切り(壁)によって隔離されている」というニュアンスが含まれる。単に「一部分」を表すsectionとは区別すること。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| section | 「全体の一部」という意味では近いが、sectionには仕切りによる隔離のニュアンスが薄く、単なる「区域・部門」を指すことが多い。compartmentは物理的な壁や区切りが明確に存在する。 |
| partition | 「仕切り(そのもの)」を指すことが多く、仕切る行為・仕切り板自体を表す。compartmentは仕切られた結果生まれた「空間」を指す点が異なる。 |
| cubicle | オフィスや更衣室などの小さな仕切り空間を指し、compartmentよりも人が使う作業スペースや個人ブースのニュアンスが強い。 |
対義語: open space、whole
6派生語・関連語
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compartmentalize
動詞
(物事・感情などを)区画ごとに分けて考える、切り分ける -
compartmentalization
名詞
区画化、(思考・感情の)切り分け・分離
7コロケーション
- baggage / overhead compartment(荷物入れ・頭上の収納部)
- separate compartments(別々の区画)
- compartmentalize emotions(感情を切り分けて考える)
8確認テスト
“Successful leaders often compartmentalize their problems — they keep financial issues in one of the compartments of their mind, completely separate from personal matters.”
① 書類の引き出し
② 頭の中の区画(引き出し)
③ 会議室
④ 部下への指示
② 頭の中の区画(引き出し)。compartmentはここで比喩的に使われており、「仕切られた独立空間」というコアイメージが心理的な文脈に応用されている。財務上の問題と個人的な問題を「互いに干渉しないよう仕切って」頭の中で管理しているという意味なので、②が最も自然。
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