risky
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
riskyのコアイメージは「リスク(risk)を帯びた状態」です。riskとは「悪い結果が起こりうる不確実性」であり、riskyはその性質を持つ行為・状況・選択を指します。単に「危険」というより、「やれば得られるものがあるかもしれないが、裏目に出る可能性も十分ある」というニュアンスが強く、賭け的・投機的な雰囲気も含みます。日本語の「危ない」が物理的な身の危険に使われやすいのとは異なり、英語のriskyは金融投資・事業判断・人間関係など抽象的な文脈でも広く使われます。「結果が読めず、悪い方に転ぶ可能性がある」という不確実性こそがriskyの本質です。
2意味一覧
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形容詞
危険な、リスクの高い
「悪い結果が起こりうる可能性を帯びている」というコアから、そのまま「危険な・リスクが高い」という訳が生まれる。身体的危険だけでなく失敗・損失のリスクにも使う。 -
形容詞
(行動・判断が)賭けに出るような、冒険的な
結果の不確実性というコアから、「成功するかどうかわからないが踏み出す」というニュアンスが生まれ、「冒険的な・思い切った」と訳されることもある。 -
形容詞
(内容・発言が)際どい、物議を醸しかねない
「裏目に出る可能性がある」というコアが社会的文脈に適用されると、「批判を受けたり問題になったりしかねない」というニュアンスになり、「際どい」と訳せる場面がある。
3例文
4よくある間違い・注意点
日本語の「危ない(dangerous)」と混同しがち。dangerousは「実害が生じる確率が高い・現実の脅威がある」に対し、riskyは「結果が不確実で悪い方に転じる可能性がある」というニュアンス。例えば「核廃棄物はdangerous」「新興市場への投資はrisky」と使い分けるのが自然。
riskyは必ずしも「絶対にダメ」ではなく、「やる価値はあるかもしれないが賭けになる」という含意を持つことが多い。否定的に断定しすぎる訳は不自然になる場合がある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| dangerous | 実害・脅威が具体的に存在し、被害が生じる可能性が高い状態。riskyより客観的で切迫したニュアンスが強い。 |
| hazardous | 主に物理的・化学的・環境的な危険に使われる硬い語。職場安全や化学物質の文脈に多い。riskyより専門的・公的なニュアンス。 |
| precarious | 安定していない・今にも崩れそうな危うさを表す。バランスや状況の不安定さに焦点。riskyより「綱渡り」的な不安定さを強調する。 |
| venturesome | 進んでリスクを取ろうとする人の性質や行動を指し、どちらかとポジティブな冒険心のニュアンスがある。riskyは状況の性質、venturesomeは人の態度に使いやすい。 |
対義語: safe、secure、risk-free
6派生語・関連語
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risk
名詞・動詞
(名)リスク、危険性;(動)〜を危険にさらす、賭ける
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riskily
副詞
危険なほど、リスクを冒して -
riskiness
名詞
危険性、リスクの高さ -
at risk
熟語(形容詞句)
危険にさらされている、リスクのある状態で
7コロケーション
- a risky decision(リスクの高い決断)
- risky behavior / behaviour(危険な行動、リスクを伴う行動)
- a risky investment(リスクの高い投資)
8確認テスト
“Starting a business in an unstable economy is undeniably risky, but some entrepreneurs thrive on that challenge.”
① 完全に不可能な
② リスクをはらんだ・賭けに出るような
③ 法律的に問題のある
④ 体力的に疲れる
② リスクをはらんだ・賭けに出るような。文脈は「不安定な経済での起業」であり、物理的危険でも違法性でもなく、「悪い結果に転じる可能性がある不確実な状態」というriskyのコアイメージが表れている。さらに「でも挑戦を楽しむ起業家もいる」という後半が、riskyが「絶対ダメ」ではなく「リスクはあるが踏み出す」というニュアンスを持つことを示している。
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