recommendation
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
recommendationのコアイメージは「信頼できる誰かが、ある対象を『良いもの・適切なもの』として他者に向けて積極的に押し出す行為・その産物」です。ラテン語のcommendare(託す・委ねる)が語源で、re-(再び・強調)と組み合わさり、「自分の信用をかけて他者に委ねる」というニュアンスが生まれました。飲食店のおすすめを伝える場面でも、採用担当者への推薦状でも、医師が治療法を勧める場面でも、根底にあるのは「この人・もの・方法は信頼に値する」という保証の声です。単なる「好み」ではなく、一定の根拠や信頼関係を伴う点がこの語の本質です。
2意味一覧
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名詞
おすすめ・推奨(良いと判断したものを積極的に勧める行為や言葉)
信頼をかけて「これが良い」と押し出すコアイメージそのまま。日常的な場面(料理・商品・映画など)で使われる。 -
名詞
推薦状・推薦書(letter of recommendation)
人物を「信頼できる・優秀だ」と他者(採用担当者など)に向けて積極的に後押しする文書。コアイメージが人物評価の書面として結晶化した意味。 -
名詞
提言・勧告(公的機関や専門家が問題の解決策として示す意見)
委員会・医師・専門家などが権威ある立場から「これが適切な行動だ」と押し出す場合に使われる。個人的なおすすめより格式が高い。
3例文
4よくある間違い・注意点
「推薦状」の意味では必ずletter of recommendationという形でセットで使われることが多いため、recommendationだけで書いても文脈によっては意味が通じないことがある。形を覚えておこう。
adviceと混同しやすいが、adviceは「こうすべき」という指示・助言のニュアンスが強く、個人的な相談に答える場面で使われる。recommendationは「これが良い・信頼できる」という後押しで、より対象(もの・人・方法)を特定して提示するときに使う。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| suggestion | 「ひとつの案として提示する」ニュアンスで、recommendationより押し付けがましくなく軽め。信頼や保証を伴わない気軽な提案に近い。 |
| endorsement | 公的・公式な場でのお墨付き・支持を指し、recommendationより強い公認・承認のニュアンスがある。政治家の支持表明や製品の公式推薦に使われる。 |
| advice | 「こうしなさい・こうすべき」という指導・忠告の意味合いが強く、問題解決のための方向性を示す。recommendationは対象を特定して「これが良い」と勧めるのに対し、adviceはより方針・行動全般に向けられる。 |
対義語: warning、discouragement
6派生語・関連語
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recommend
動詞
〜を勧める・推薦する
-
recommendable
形容詞
推薦できる・勧められる -
recommended
形容詞
推奨された・おすすめの(recommended daily allowance「推奨一日摂取量」など)
7コロケーション
- make a recommendation(推薦する・提言を行う)
- letter of recommendation(推薦状)
- follow a recommendation(勧告・おすすめに従う)
8確認テスト
The UN panel released its recommendations on reforming the international financial system.
① 感想
② 批判
③ 勧告
④ 規則
③ 勧告。UNパネル(国連の専門家委員会)という公的・権威ある立場から、国際金融システム改革について「これが適切な方向だ」と積極的に押し出した意見がrecommendations。「おすすめ」と機械的に訳すと不自然なため、公式文書では「勧告・提言」が最も自然。コアイメージ(信頼できる立場からの後押し)が公的文書の形を取った典型例。
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