sanitary
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
sanitaryのコアイメージは「病気や汚染から健康を守るための衛生的な状態」です。語源はラテン語の’sanitas’(健康)で、sane(正気な)やsanity(正気)と同じ語根を持ちます。単に「きれい」というだけでなく、「病原菌や不衛生な状態が排除されており、人の健康に害を与えない」という機能的・医学的な清潔さを指します。見た目の美しさよりも、衛生上の安全性に重きが置かれている点が特徴です。そのため「衛生設備・下水・公衆衛生」に関わる文脈でも頻繁に使われます。
2意味一覧
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形容詞
衛生的な、清潔な(健康上安全な)
病原菌や汚染がなく、人体に害のない状態であることを指す。見た目の清潔さではなく、健康を守るという機能的な清潔さがコアにある。 -
形容詞
公衆衛生に関わる、衛生設備の
sanitary napkin(生理用ナプキン)やsanitary sewer(下水道)のように、健康維持・衛生管理のシステムや設備を形容する用法。コアイメージ「健康を守る」が施設・制度レベルに拡張されたもの。
3例文
4よくある間違い・注意点
cleanとの混同に注意。cleanは「汚れがない・清潔」という視覚的・物理的な状態を指すのに対し、sanitaryは「健康を守るための衛生基準を満たしている」という機能的・医学的ニュアンスが強い。たとえば「見た目はきれいでも衛生的ではない」という状況はclean but not sanitaryと表現できる。
sanitary napkin(生理用ナプキン)という固定表現を知らないと文脈で戸惑うことがある。これは「衛生用品」というコアイメージからきており、品詞的には形容詞として名詞を修飾している。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| hygienic | sanitaryより科学的・専門的なニュアンスが強く、菌や病原体の観点から衛生状態を評価する文脈でよく使われる。医療・食品分野での使用が多い。 |
| clean | 目に見える汚れのなさを指す語。sanitaryのような「健康上の安全性」という医学的なニュアンスは含まない。 |
| sterile | 細菌・微生物が完全に除去された「無菌状態」を指す。sanitaryより徹底した状態で、手術室や医療器具などの文脈で使われる。 |
対義語: unsanitary、insanitary、unhygienic、contaminated
6派生語・関連語
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sanitation
名詞
公衆衛生(管理)、衛生設備(下水道・ゴミ処理などのシステム)
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sanitize
動詞
消毒する、衛生的にする;(比喩的に)都合の悪い部分を取り除いてきれいに見せる -
sanitizer
名詞
消毒剤(hand sanitizerで「手指消毒剤」) -
insanitary / unsanitary
形容詞
不衛生な
7コロケーション
- sanitary conditions(衛生状態)
- sanitary facilities(衛生設備・トイレなどのインフラ)
- sanitary napkin / pad(生理用ナプキン)
8確認テスト
“The health inspector warned that the food preparation area was not sanitary and ordered the restaurant to close immediately.”
① 美しくない
② 衛生基準を満たしていない
③ 整理整頓されていない
④ 広さが十分でない
② 衛生基準を満たしていない。sanitaryは「見た目の清潔さ」ではなく「健康上の安全基準を満たしているかどうか」を問う語。保健所の検査(health inspector)が閉店を命じるほどの問題は、衛生上の危険性(病原菌・汚染リスク)であり、「衛生基準を満たしていない」が最も正確な訳。①③④はコアイメージ「健康を守る清潔さ」とは無関係。
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