some
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
someのコアイメージは「ぼんやりとした量・存在の肯定」です。「全部ではないが、ゼロでもない。確かにそこにある」という感覚が根底にあります。数えられるものにも数えられないものにも使え、「いくつか・いくらか」を表します。また「some + 単数名詞」で「ある〜、何らかの〜」と、正体は不明だが存在は確かだというニュアンスにもなります。さらに口語では「なかなかの、大したもの」という感嘆的な意味も生まれます。これも「ただごとではない量・質がある」という肯定的な存在感から来ています。疑問文・否定文ではanyが使われるのに対し、someが使われる肯定的な文脈がこのコアイメージをよく表しています。
2意味一覧
-
形容詞(複数・不可算名詞の前)
いくつかの、いくらかの
「ゼロではないが全部でもない、ある程度の量がある」というコアイメージが、数量の不特定な肯定として現れる。 -
形容詞(単数名詞の前)
ある〜、何らかの〜
正体・詳細は不明だが「確かに存在する何か」というニュアンス。話し手も聞き手もその対象を特定していない場合に使う。 -
形容詞(感嘆・口語)
なかなかの、大した
「ただの量ではない、かなりの存在感がある」というコアイメージが誇張・感嘆の方向に発展した用法。 -
副詞
およそ〜、約〜
「ぼんやりとした量の肯定」が数値に対して使われると「おおよそ」という概数表現になる(例:some 200 people「およそ200人」)。 -
代名詞
いくつか、いくらか(のもの)
名詞を省略した形で、「ある程度の量のそれ」を指す。「Some of them」「Would you like some?」のように使う。
3例文
4よくある間違い・注意点
疑問文・否定文ではanyを使うのが基本だが、「もらえますか?」「いかがですか?」と勧める・頼む疑問文では someを使う(例:Would you like some coffee?)。「提供・依頼の疑問文はsome」と覚えておこう。
「some + 複数名詞」を「いくつかの〜」と機械的に訳しがちだが、文脈によっては「(全員ではないが)一部の〜」や「ある〜たちは」と訳す方が自然なことがある。コアイメージ「全部ではないが確かにいる」を軸に柔軟に訳すこと。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| any | anyは「(あるとしたら)どれでも・いくらかでも」という中立〜条件的なニュアンスで、主に否定文・疑問文・条件節で使う。someは存在を肯定的に前提とする点が異なる。 |
| a few / a little | a few(可算)・a little(不可算)はsomeより量が少ないことを明示する。someはより漠然とした量で、必ずしも「少量」とは限らない。 |
| several | severalは「数個(おおよそ3〜7程度)」と具体的な複数を示す。someより数の範囲がやや明確で、可算名詞にしか使えない。 |
対義語: no(ゼロ)、any(否定文・疑問文で対比)、all(全部)
6派生語・関連語
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someone
代名詞
誰か(ある人) -
something
代名詞
何か(あるもの)
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somewhere
副詞
どこかに(ある場所に)
-
somehow
副詞
何とかして、どういうわけか
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sometime
副詞・形容詞
いつか、かつての
-
sometimes
副詞
時々
7コロケーション
- some time(いくらかの時間/sometime「いつか」と混同注意)
- some of + 名詞(〜のうちのいくつか)
- in some way(何らかの点で、ある意味で)
8確認テスト
“That’s some nerve you’ve got, showing up here!”
①いくらかの神経
②大したもので(なかなかの度胸だ)
③何らかの勇気
④ある程度の緊張
②「なかなかの度胸だ(よくもまあそんな図々しい!)」が正解。nerve はここで「図々しさ・厚かましさ」の意。some は感嘆用法で「並じゃない、大したもの」というコアイメージが働いている。①③④は someを「いくらかの」「ある程度の」と直訳してしまった誤り。感嘆文の文脈ではsomeが「大した〜だ」と皮肉や驚きを込めるパターンを覚えておこう。
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