tolerable
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
tolerable の根底にあるコアイメージは「許容範囲の端っこにある」という感覚です。語源は tolerate(耐える)で、「完全に快適・理想的ではないが、なんとか我慢できる水準」を指します。「最高だ」とは言えないが「最悪でもない」——そのギリギリのラインに位置するものに使われます。だから「我慢できる」と訳す場合も、「かなりの・まあまあの」と訳す場合も、どちらも同じ根を持っています。前者は苦痛・不快なものに耐えられるという文脈、後者は質や程度がまずまずのレベルに達しているという文脈です。「受け入れられる最低ライン」というイメージを持つと、どちらの用法も自然に理解できます。
2意味一覧
-
形容詞
我慢できる、許容できる
不快・苦痛・問題があるものの、許容範囲のギリギリ内に収まっているというコアから来ている。積極的な「好き」ではなく、「耐えられる」という消極的な容認。 -
形容詞
まあまあの、かなりの(程度が一定水準に達している)
「受け入れられる最低ライン」を超えている、つまり「悪くはない・そこそこ良い」という評価に転じたもの。「まあまあ使える」「それなりの」というニュアンス。 -
形容詞
(痛み・状況などが)耐えられる程度の
痛みや困難が「ゼロではないが、日常生活を続けられる範囲」に留まっているという医療・日常的な文脈での用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
「かなりの」という訳だけを暗記すると、否定的な文脈(not tolerable など)で意味が取れなくなる。「我慢できる」と「かなりの」は別々の意味ではなく、どちらも『許容範囲内』というコアから来ていることを押さえておこう。
acceptable との混同に注意。acceptable は「基準を満たしていて受け入れられる」というやや客観的・規則的なニュアンスで、tolerable のような「苦痛や不快を耐え忍ぶ」感覚は薄い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| acceptable | 基準や規則に照らして「合格ライン」に達しているという客観的な容認。tolerable のような「辛抱して耐える」感情的ニュアンスは少ない。 |
| bearable | 「なんとか耐えられる」という点で最もtolerable に近いが、bearable はより苦痛や重さに焦点を当て、「背負って運べる(bear)」イメージが強い。 |
| endurable | 長期間の試練・苦難に「耐え続けられる」というニュアンスが強く、tolerable より重苦しい文脈で使われやすい。 |
| passable | 「まあ通用する・及第点」という意味で、「かなりの」用法に近いが、より口語的でやや低い評価のニュアンスを含む。 |
対義語: intolerable、unbearable、insufferable
6派生語・関連語
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tolerate
動詞
我慢する、許容する、耐える
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tolerance
名詞
忍耐(力)、寛容、許容量
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tolerably
副詞
まあまあ、かなり、耐えられる程度に -
intolerable
形容詞
耐えられない、我慢できない
7コロケーション
- tolerable level(許容レベル、耐えられる水準)
- barely tolerable(かろうじて我慢できる)
- make something tolerable(〜を耐えられるものにする)
8確認テスト
“The hotel room was small, but the conditions were tolerable enough for a one-night stay.”
① 理想的な
② 耐えられる程度の
③ 快適で申し分ない
④ 全く受け入れられない
② 耐えられる程度の。「部屋は小さい」という不満を認めつつも「一泊なら何とかなるレベル」というコアイメージが表れている。理想的・快適(①③)ではなく、かといって完全に拒否(④)するほどでもない、『許容範囲のギリギリ内』を表すのが tolerable。
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