try
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
tryのコアイメージは「結果がどうなるかわからないが、とにかく行動に踏み出す」こと。成功の保証がない状態で、何かを確かめたり、達成しようとしたりする「一歩を踏み出す動き」が根底にある。「ためす」という訳は未知の結果を確かめに行くニュアンス、「しようとする」は目標に向かって努力するニュアンス、「裁く」は被告が「審判にかけられる(試される)」というニュアンスで、すべて「結果が出ていない状態で何かにかける」という共通のイメージから生まれている。どの訳を使うかは文脈次第だが、根っこにあるのは常に「まだ答えが出ていないチャレンジ」というイメージだ。
2意味一覧
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動詞
ためす、試みる
結果がわからないものを確かめるために行動に移すのがコアイメージ。「やってみなければわからない」状況での一歩。 -
動詞
…しようとする、努力する
目標に向かって踏み出すが、達成できるかどうかは未確定。「try to do」で「〜しようとする(でも保証はない)」という含みが生まれる。 -
動詞
(被告を)裁く、審理する
被告を「審判にかける=試す」というイメージ。法廷で有罪か無罪か「結論がまだ出ていない状態で審査する」行為。 -
名詞
試み、挑戦;(ラグビーの)トライ
「踏み出した一歩」そのものを名詞化したもの。「give it a try(やってみる)」はまさにコアイメージの名詞版。
3例文
4よくある間違い・注意点
「try to do」と「try doing」の混同に注意。「try to do」は「〜しようと試みる(できるか未定)」、「try doing」は「試しに〜してみる(実際に行動する)」という違いがある。例:I tried to call him(電話しようとしたが…)vs. I tried calling him(試しに電話してみた)。
「努力する」という意味では attempt や endeavor と混同されやすいが、tryは「気軽に踏み出す」ニュアンスが強く、attemptは「困難な課題への真剣な試み」、endeavorはさらに格式張った「懸命な努力」を指す。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| attempt | tryより難度が高く真剣な試みを指し、失敗の可能性を強く意識したニュアンス。「命がけで挑む」感が強い。 |
| endeavor | 格式張った書き言葉で「懸命に努力する」意。tryのカジュアルな「ちょっとやってみる」感はない。 |
| test | 「性質や能力を確かめるために試す」という検証ニュアンスが強く、tryの「踏み出す」感より「判定する」感が前面に出る。 |
対義語: give up、abandon
6派生語・関連語
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trial
名詞
試み、試験;裁判;試練
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trying
形容詞
つらい、骨の折れる(人を試すほど困難な) -
tried
形容詞
試み済みの、信頼できる(tried and true:実証済みの)
7コロケーション
- try one’s best(最善を尽くす)
- try out(実際に試す、オーディションを受ける)
- try on(試着する)
8確認テスト
“The defendant was tried in court and sentenced to five years in prison.”
① 被告は法廷で試みられ、5年の懲役を言い渡された。
② 被告は法廷で裁かれ、5年の懲役を言い渡された。
③ 被告は法廷で努力し、5年の懲役を言い渡された。
④ 被告は法廷でためされ、5年の懲役を言い渡された。
②。tryには「審判にかける・裁く」という意味があり、これは「有罪か無罪か結論が出ていない状態で審査にかける」というコアイメージから来ている。①④は直訳すぎて文脈に合わず、③は明らかに不自然。法廷でtryされる=「裁かれる」と訳すのが最も自然。
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