miracle
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
miracleのコアイメージは「通常の自然法則や人間の能力をはるかに超えた、驚くべき出来事や結果」です。ラテン語の mirari(驚く)が語源で、「人が思わず目を見張るほどの事象」という感覚が根底にあります。宗教的文脈では神や超自然的な力による「奇跡」を指しますが、日常的な文脈でも「到底あり得ないと思っていたことが実現した」という意味に広がります。また、「奇跡的な産物・人物」を指す用法もあり、「現代医学の偉業」や「驚異的な才能を持つ人」にも使われます。要するに、「これは普通じゃない!」という驚きと感嘆が常に込められているのがこの単語の本質です。
2意味一覧
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名詞
奇跡(自然法則・人知を超えた出来事)
人間の予測や自然の摂理をはるかに超えた出来事そのものを指す。宗教的・非宗教的どちらの文脈でも使われる最も基本的な意味。 -
名詞
偉業・驚異的な成果
人知を超えた驚きのコアイメージが、「どうやって成し遂げたのか信じられないほどの業績」という意味に広がる。「a miracle of engineering(工学の驚異)」のような使い方。 -
名詞
(奇跡的な)すばらしい人・もの
「人知を超えた存在」というイメージが人物や物に転じ、「奇跡のような才能を持つ人・もの」を表す。”She is a miracle”のように称賛で使う用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
「miracle」は宗教的な「奇跡」だけでなく、日常会話で「まずあり得ないことが起きた」という誇張表現としても頻繁に使われる。”It’s a miracle I woke up on time!”(時間通りに起きられるなんて奇跡だ!)のような軽いニュアンスの用法を見落とさないこと。
「marvel」と混同しやすいが、miraculousが「自然法則を超えた」驚きに重点を置くのに対し、marvelは純粋に「感嘆・素晴らしさ」に重点があり、超自然的ニュアンスは薄い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| wonder | 驚きや感嘆そのもの、または驚異的なものを指し、超自然的・宗教的ニュアンスはなく広く使える。miracleより軽いトーン。 |
| marvel | 卓越した技術や美しさへの感嘆に使い、「神や超自然」との関連はない。人間の業績に対して使うことが多い。 |
| phenomenon | 観察可能な「現象」全般を指し、超自然的ニュアンスはない。科学・学術的な文脈で使われることが多い。 |
対義語: catastrophe、disaster
6派生語・関連語
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miraculous
形容詞
奇跡的な、信じられないほどの -
miraculously
副詞
奇跡的に、驚くほど
7コロケーション
- work a miracle(奇跡を起こす)
- a miracle cure(奇跡の治療法)
- expect miracles(奇跡を期待する)
8確認テスト
“This tiny chip is a miracle of miniaturization.”
①このチップは超小型化の奇跡だ
②このチップは超小型化の驚異的な産物だ
③このチップには超小型化という奇跡が起きた
④このチップは超小型化のおかげで生まれた
②「a miracle of ~」は「~の驚異的な産物・偉業」という意味で、宗教的な「奇跡」ではなく人間の技術・成果への感嘆を表す。「人知を超えた驚き」というコアイメージが技術の文脈に転じた用法で、①は「奇跡」という宗教的ニュアンスが強すぎる。
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