latter
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は15冊に掲載されています。
1コアイメージ
latterのコアイメージは「二つ(またはそれ以上)を並べたとき、時間的・順序的に後ろにくる方」です。語源はlateの比較級から来ており、「より遅い・より後の」という感覚が根底にあります。重要なのは、単に「後ろ」というだけでなく、必ず「前に挙げたものとの対比」が前提にある点です。つまり、この単語が出てきたら読み手・聞き手は「前に何かが挙げられていた」と気づく必要があります。また「後半の」という意味では、時間の流れの中で後ろ半分を指し、同じコアイメージが時間軸に適用されています。
2意味一覧
-
形容詞
後者の(二つ挙げたうちの後のもの)
前に挙げた二者のうち、順序的に後ろにある方を指す。the formerと対になって使われることが多い。 -
形容詞
後半の、末期の(期間の後ろ半分)
時間の流れの中での「後ろ側」というコアイメージが時間・期間に適用され、「後半の」「終わりに近い」という意味になる。 -
形容詞
近年の、最近の(より近い時点の)
「より後ろ=より現在に近い」というコアイメージが、過去との対比で「近年の」という意味に発展する。 -
代名詞(the latter)
後者(前述の二者のうち後に述べた方)
形容詞としての用法がそのまま代名詞的に使われ、「後に述べた方のもの・人」を直接指す。
3例文
4よくある間違い・注意点
latterは「二者(またはそれ以上で最後のもの)」との対比が前提。突然文脈なしに使うことはできない。また、three things以上を並べたとき最後のものをthe latterとするのは厳密には誤りで、the lastを使うべきとされる(ただし口語では使われることもある)。
laterと混同しやすい。laterは「後で・後ほど」という副詞・形容詞で単純に時間的に後という意味だが、latterは必ず「前に挙げた二者のうちの後の方」という対比の文脈が必要。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| last | 三者以上のうち最後のものを指す場合はlastを使う。latterは厳密には二者対比が基本。 |
| second | 二者のうち後者を指すときにthe secondも使えるが、よりフォーマルな文章ではthe latterが好まれる。 |
| subsequent | 「その後の・続く」という意味で、対比なしに時系列的な「後」を表す。latterのような前述との対比ニュアンスは薄い。 |
対義語: former、earlier、prior
6派生語・関連語
-
latterly
副詞
最近、近頃(ある期間の後半において) -
late
形容詞・副詞
遅い、最近の(latterの語源)
-
later
形容詞・副詞
後の、後で(lateの比較級;latterと混同注意)
7コロケーション
- the latter half(後半)
- the former … the latter …(前者は…後者は…)
- the latter part of(〜の後半・末期)
8確認テスト
「The company offered two solutions: a short-term fix or a long-term restructuring. The board unanimously supported the latter.」
① 前者
② 短期的な修正案
③ 後者(長期的な再構築案)
④ 最近の決定
③。the latterは直前に挙げた二者(a short-term fix / a long-term restructuring)のうち後に述べた方、つまり「長期的な再構築案」を指す。①のformerと逆、②は前者、④はlatterの「対比」ニュアンスを無視した誤解釈。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。