arrange
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は14冊に掲載されています。
1コアイメージ
arrangeのコアイメージは「あるべき場所に、あるべき順序で物事を収める」こと。語源はフランス語の arranger(列に並べる)で、「a(~の状態に)+ range(列・範囲)」から来ています。物理的なモノを並べる場面でも、予定や計画を組み立てる場面でも、「バラバラに存在していたものを、目的や意図をもって秩序だった状態に配置する」という動きが根底にあります。だから「整理する」にも「手配する」にも同じ単語が使われるのです。音楽の「編曲」という意味もこのコアから自然に派生します。
2意味一覧
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動詞
(物を)整理する・並べる
バラバラな物体をある秩序・目的に従って位置づけること。最も物理的・視覚的なコアイメージの表れ。 -
動詞
(事を)手配する・段取りする
スケジュールや人・モノを目的に向かって「あるべき場所・時間に収める」という点でコアイメージと直結。準備とは「混沌を秩序に変えること」。 -
動詞
(音楽を)編曲する
原曲の音符・パートをある目的(演奏形態など)に合わせて再配置・整理することで、コアイメージそのもの。 -
動詞
(話し合いで)取り決める・合意する
複数の人の意図や条件を「ひとつの合意点に収める=整然と位置づける」というコアが働いている。
3例文
4よくある間違い・注意点
「準備する」という意味では prepare と混同しやすいが、prepare は「まだ整っていないものを整える(下ごしらえ)」、arrange は「複数の要素を目的に向けて秩序づける(段取り)」というニュアンスの違いがある。prepare a meal(食事を作る)とは言うが、arrange a meal とは言いにくい。
arrange は「すでに存在する要素を並べ直す」ニュアンスが強いため、ゼロから何かを創り出す文脈には不向き。「新しいものを計画する」なら plan や organize の方が自然なことが多い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| organize | 全体の仕組み・構造を効率よく機能させることに重点。arrangeが「位置づけ・配置」に焦点なのに対し、organizeは「機能する体制づくり」に焦点がある。 |
| prepare | 「まだ整っていない状態→整った状態」への変化に焦点。arrangeは要素の配置整理、prepareはゼロから整える下準備のニュアンスが強い。 |
| sort | 種類・カテゴリーに基づいて仕分けることに特化。arrangeより機械的・分類的なニュアンスで、目的意識や美的感覚は薄い。 |
対義語: disarrange、disorder、disrupt
6派生語・関連語
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arrangement
名詞
配置・手配・取り決め・編曲
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rearrange
動詞
並べ直す・再手配する(re-=再び) -
arranged
形容詞
整えられた(arranged marriage=見合い結婚)
7コロケーション
- arrange a meeting / appointment(会議・アポを手配する)
- arrange flowers(花を生ける・アレンジする)
- arrange for + 人 + to do(〜が…するよう手配する)
8確認テスト
“His parents arranged for him to study abroad in Canada.”
① 彼の両親は彼にカナダ留学を強制した
② 彼の両親は彼がカナダに留学できるよう手配した
③ 彼の両親は彼のカナダ留学を反対した
④ 彼の両親は彼とカナダ留学について話し合った
② 「arrange for 人 to do」は「〜が…できるよう段取り・手配する」という重要構文。バラバラな要素(ビザ・学校・資金など)を目的(留学)に向けて整然と配置するというコアイメージが「手配する」という訳に結びつく。①「強制」④「話し合い」はarrangeのコアにない意味。
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