mission
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は14冊に掲載されています。
1コアイメージ
missionの語源はラテン語の「mittere(送る)」。「ある目的のために送り出された行為・任務」がコアイメージだ。単なる「仕事(job)」とは異なり、「より高い目的・使命感を伴って、誰かに(あるいは自分自身に)課せられた重要な役割」というニュアンスが根底にある。キリスト教の宣教師が神に「送り出される」イメージから「布教」の意味が生まれ、軍や宇宙開発での「作戦・任務」、さらに「人生をかけた使命」という意味へと広がった。どの文脈でも「一般的な日常業務」ではなく「特別な目的と責任を帯びた任務」という重みがある。
2意味一覧
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名
使命・天命(人生をかけた目的)
「自分が生きる意味として送り出された目的」というコアイメージが最も純粋に表れた意味。単なる義務ではなく、内側から湧き出る崇高な目標感を伴う。 -
名
任務・作戦(特定の目標を達成するための行動)
軍・宇宙・ビジネスの文脈で、「特別な目的のために派遣・遂行される具体的な行動計画」を指す。a military missionやspace missionなどで頻出。 -
名
布教・宣教活動(またはその拠点・施設)
「神に送り出された者が行う活動」という語源に直結。宣教師が派遣される活動そのものや、その活動を行う施設(伝道所)も指す。 -
名
使節団・代表団(外交・通商目的で派遣されるグループ)
「特定の目的のために正式に送り出された集団」というコアイメージから、a trade mission(通商使節団)やa diplomatic mission(外交使節団)のように使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「任務」と聞いてdutyやtaskと同じように使いがちだが、missionには「特別な目的・使命感」という重みがある。日常的な「仕事のタスク」にはtaskやassignmentを使い、missionは重要度・緊張感の高い文脈に限定するのが自然。
「布教」の意味では施設(伝道所)を指すこともあるため、a missionが建物を指していても理解できるようにしておこう。例:San Francisco was originally built around a Spanish mission.
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| task | 具体的な個別作業を指し、使命感や崇高さのニュアンスはない。「やるべき小さな仕事」のイメージで、missionほどの重みがない。 |
| duty | 道徳的・社会的な「義務・責務」のニュアンスが強い。外から課された義務感が前面に出るが、missionは目的の重要性と使命感が中心。 |
| calling | 「天職・天命」の意味で、神や運命に呼ばれる感覚。missionより精神的・宗教的な含意が強く、職業や人生の方向性に使われることが多い。 |
対義語: pastime、leisure
6派生語・関連語
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missionary
名・形
宣教師(名);布教の・伝道の(形) -
mission-critical
形
任務遂行に不可欠な・極めて重要な -
commission
名・動
(共にcom-「共に」+mittere)委任・手数料・依頼する
7コロケーション
- accomplish / complete a mission(任務を達成する)
- on a mission(任務中で・使命を帯びて)
- mission statement(企業・組織の使命声明・経営理念)
8確認テスト
“The organization sent a diplomatic mission to the conflict zone to negotiate a ceasefire.”
① 使命
② 使節団
③ 布教活動
④ 作戦計画
② 使節団。「ある目的のために正式に送り出された集団(グループ)」というコアイメージが表れている。a diplomatic mission=外交使節団であり、人々の集まりを指している。①の「使命」は抽象的な目的を指し、③「布教活動」は宗教的文脈、④「作戦計画」は軍事的文脈のため、いずれも不自然。
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