duty
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は17冊に掲載されています。
1コアイメージ
dutyのコアイメージは「自分の立場・役割・社会的関係から生じる義務感」である。obligation(一般的な義務)と異なり、dutyには「それをしないと恥・背信・違反になる」という道徳的・社会的プレッシャーが伴う。軍人が任務を果たし、親が子を守り、役人が職務を遂行するように、「その立場に就いた者として当然果たすべき責務」というニュアンスが根底にある。そこから「職務」という意味に自然につながり、さらに「国境を通過する商品がその国に入る立場から課される税(義務的な支払い)」という意味でも用いられる。コアは「役割・立場から逃れられないしなければならないこと」。
2意味一覧
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名詞
義務・責務
立場や道徳的関係から「しなければならない」と感じる行為そのもの。やらないと自分の役割を裏切ることになるという強い含意がある。 -
名詞
職務・任務
職業上の立場から当然果たすべき仕事。「役割が課す仕事」というコアイメージが「職務」に直結する。 -
名詞
(輸入)税・関税
国境を越えてモノが入ってくる際に「国のルールとして支払わなければならないもの」。立場・状況が課す支払い義務という同じコアから派生する。 -
名詞
(機械・物質の)機能・働き
あまり知られていないが、「その物がその役割として果たすべき働き」という意味でも使われる(例:serve a dual duty「二重の役割を果たす」)。
3例文
4よくある間違い・注意点
obligationとの混同に注意。obligationは契約・約束など外部から課される義務、dutyは自分の役割・立場・道徳観から内発的に感じる「果たすべき責務」というニュアンスが強い。I have an obligation to repay the loan(ローン返済の義務)vs. I have a duty to my country(国への責務)のように使い分ける。
「duty=税」の意味を見落としがち。customs duty(関税)、stamp duty(印紙税)など税に関する複合語は入試頻出なので要注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| obligation | 外部(契約・法律・約束)から課される義務。dutyが役割・道徳からの内発的責務なのに対し、obligationはより外的・形式的な拘束感が強い。 |
| responsibility | 「結果に対して責任を負う」という意味合いが強く、対象への accountability に焦点がある。dutyは「行為をしなければならない」という義務感、responsibilityは「その結果を引き受ける覚悟」。 |
| task | 「やるべき仕事・課題」という意味で職務と重なるが、道徳的・役割的な重みがなく単なる作業。dutyには「果たさないと恥になる」という重さがある。 |
対義語: right(権利)、privilege(特権)
6派生語・関連語
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dutiful
形容詞
義務・責任をきちんと果たす、従順な -
dutifully
副詞
忠実に、義務を果たして -
duty-free
形容詞・副詞
免税の・免税で(空港の duty-free shop など)
7コロケーション
- do one’s duty(義務を果たす)
- on duty / off duty(勤務中 / 非番で)
- customs duty(関税)
8確認テスト
The soldier remained on duty for 48 hours without rest.
① 税金 ② 任務 ③ 権利 ④ 習慣
②「任務」が正解。on dutyは「勤務中・任務についている状態」を表すイディオム。兵士が役割・立場から課された職務を48時間続けたという文脈で、dutyのコアイメージ「立場から生じるしなければならないこと」が「任務」として表れている。①の税は customs duty のような文脈、③④はdutyとは無関係。
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