hate
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は13冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
hateのコアイメージは「強烈に受け入れたくない・拒絶したい感情」です。単純に「嫌い」というよりも、対象に対して心の奥から距離を置きたい、あるいは存在そのものを否定したいほどの強い感情を指します。人や物への「憎む・ひどく嫌う」という意味はそのまま直球ですが、「残念に思う・いやである」という用法(I hate to do ~)も同じコアイメージから生まれています。これは「〜することに対して強く抵抗を感じる=できれば避けたい」という心理です。したがって、I hate to say thisは「これを言いたくない(でも言わざるを得ない)」という、相手への配慮や遺憾の気持ちを丁重に表す表現になります。
2意味一覧
-
動詞
憎む、ひどく嫌う(人・物・事柄に対して)
対象に対して強く拒絶・嫌悪する感情そのもの。コアイメージが最もストレートに現れる用法。 -
動詞
(〜するのが)残念である、いやである(hate to do / hate doing)
「〜することへの強い拒絶感」が転じて、「できればしたくないが仕方ない」という遺憾・配慮の表現になる。丁寧さや謙遜のニュアンスを帯びる。 -
動詞
〜が苦手だ、〜に耐えられない(口語的な強調用法)
日常会話ではdislikeよりずっと強く感じる「生理的・本能的な拒絶」を表す。「苦手」と訳すと自然になる文脈も多い。 -
名詞
憎しみ、嫌悪(感情そのもの)
動詞の感情が名詞化したもの。hate speechなどの複合語でも使われる重要用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
hate to doとhate doingは微妙に異なる。hate to doは「特定の状況でしたくない(遺憾・配慮)」、hate doingは「習慣的・一般的に嫌い」という違いがある。例えばI hate to interrupt(今邪魔したくないのだが)に対し、I hate interrupting people(邪魔するのは常に嫌だ)のように使い分ける。
dislikeとの混同に注意。dislikeはやや硬い書き言葉的表現で「好まない」程度のニュアンス。hateはそれより何段階も強く、口語でも頻繁に使われる。日本語の「嫌い」をそのままhateにすると言いすぎになる場合もある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| dislike | 「好まない」程度の穏やかな不好意。hateより感情の強度がずっと弱く、書き言葉的。フォーマルな文脈ではhateよりも適切。 |
| detest | hateと同様に強い嫌悪を示すが、より知的・道徳的な反感のニュアンスを伴う。感情的な爆発より、深く根付いた軽蔑に近い。 |
| loathe | 生理的な強い嫌悪・吐き気を催すほどの忌避感。hateより感覚的・肉体的な拒絶感が強い。 |
| despise | 軽蔑・見下しのニュアンスが強く、相手を価値がないと感じる感情。hateのような純粋な嫌悪より、見下した視点が加わる。 |
対義語: love、adore、cherish
6派生語・関連語
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hatred
名詞
憎しみ、憎悪(hateの名詞形より強く根深い感情を表すことが多い)
-
hateful
形容詞
憎らしい、不快な、ひどい -
hate speech
名詞(複合語)
ヘイトスピーチ(特定の属性を持つ人々への憎悪表現)
7コロケーション
- hate to do ~ (〜するのが嫌だ・残念だ)
- hate each other (互いに憎み合う)
- love-hate relationship (愛憎関係)
8確認テスト
“I hate to bother you, but could you help me with this?”
① あなたを困らせるのが大嫌いです
② お邪魔するのは心苦しいのですが、これを手伝っていただけますか?
③ あなたを邪魔したいわけではないのに
④ できれば誰も邪魔したくないです
正解:②
hate to doが「したくない・残念だ」という遺憾・配慮のニュアンスを表す用法。「邪魔することへの強い拒絶感=できればしたくないが仕方ない」という心理が働いており、相手への配慮・謙遜の表現になっている。①は文字通りの誤訳、③④は文脈が成立しない。
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