allocate
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
allocate の語源はラテン語の「al-(〜へ)+ locus(場所)」。つまり「それぞれに場所を定めて置く」というイメージが根底にある。単に「渡す」のではなく、限りある資源(お金・時間・人員・スペースなど)を、あらかじめ計画・判断したうえで、特定の目的や人に向けて「意図的に割り振る」行為を指す。誰が何をどれだけ受け取るかが明確に決定されている点がポイント。だから「予算を配分する」「時間を充てる」「部屋を割り振る」など、資源の計画的な分配の場面で幅広く使われる。
2意味一覧
-
動詞
(資源・時間・予算などを特定の目的や対象に)割り当てる、配分する
限りあるものを計画的に「場所を定めて置く」イメージから、資金・人員・時間などを目的別に振り分ける意味になる。 -
動詞
(タスク・役割を人に)あてがう、担当させる
「誰にどの役割の場所を与えるか」を決めるイメージから、仕事・責任・役割を特定の人物に割り振る使い方にもなる。 -
動詞
(コンピュータがメモリ・領域を)確保する、割り付ける
IT分野では、プログラムが「記憶領域という場所を確保して用途を定める」行為を指し、コアイメージが技術的文脈でもそのまま生きている。
3例文
4よくある間違い・注意点
assign との混同に注意。assign は「権限を持つ者が人やタスクを指定・命令する」ニュアンスが強く、人事や課題の文脈でよく使われる。allocate は「限られた資源を計画的に振り分ける」ことに重点があり、主語はしばしば組織や制度的な主体になる。
日本語の「割り当てる」は口語でも使うが、allocate はやや公式・計画的な文脈で使われることが多い。カジュアルな会話で「あなたのぶんをとっておいた」と言いたいときは save や set aside の方が自然な場合がある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| assign | 権限のある者が人や役割を「指定・命じる」ニュアンスが強く、資源の量的配分よりも職務・課題の割り付けに多用される。 |
| distribute | 複数の受け取り手に「広く行き渡らせる」イメージ。計画性よりも分散・拡散に重点があり、allocate ほど目的や用途を事前に定めるニュアンスは薄い。 |
| apportion | 比率や持ち分に応じて「按分する」ニュアンスがあり、フォーマルな文書や法的文脈で多用される。allocate より硬い語感。 |
| earmark | 特定の目的のためだけに「取り置く・指定する」意味で、allocate に近いが「他の用途に転用できないよう印をつける」含意が強い。 |
対義語: withhold、pool(一まとめにする)
6派生語・関連語
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allocation
名詞
割り当て、配分、割当額 -
allocated
形容詞
割り当てられた -
reallocate
動詞
再配分する、割り当て直す -
reallocation
名詞
再配分、割り当て変更
7コロケーション
- allocate resources(資源を配分する)
- allocate a budget / funds(予算・資金を割り当てる)
- allocate time(時間を充てる)
8確認テスト
“The government decided to allocate more resources to rural healthcare.”
① 政府は地方の医療から資源を回収することにした。
② 政府は地方の医療にさらに多くの資源を投入・充てることにした。
③ 政府は地方の医療に関する資源を調査することにした。
④ 政府は地方の医療の資源を均等に分けることにした。
② 「限られた資源を計画的に特定の目的(地方医療)に向けて振り分ける」というコアイメージが直接表れている。①は逆の意味、③は「調査」で全く別の行為、④の「均等に分ける」は distribute のニュアンスに近く、allocate は量・比率よりも「目的への振り向け」を強調するため②が最も適切。
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