allow
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は17冊に掲載されています。
1コアイメージ
allowのコアイメージは「障害を取り除いて、何かが起きる余地・道を与える」こと。「許可する」という訳が有名だが、それはあくまで一面にすぎない。権力者が積極的に認める「permit」とは違い、allowは「あえて止めずにいる・妨げない」という受け身的なニュアンスを持つ。「可能にする」「余裕を見ておく」「(時間・お金を)確保する」といった意味も、すべて「その余地を与える」というイメージから生まれる。法律や規則が何かを「認める」のも、事情を考慮して「引き当てる」のも、同じ根っこにある。
2意味一覧
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動詞
(人や物事に)許可する・許す
上位の存在が「障害を取り除いてあげる」ことで、相手が動ける道を開くイメージ。permitより穏やかで、積極的に推進するニュアンスは薄い。 -
動詞
可能にする・させておく(主語が物・状況の場合)
主語が状況・制度・構造などのとき、それが「道を開く」役割を果たす。「この規則がそれを可能にする」のように自然に訳せる。 -
動詞
(時間・費用などを)見込む・確保する・余裕をみておく
「余地を与える」コアから派生。「旅行には2時間はallow して」のように、想定されるリソースを事前に確保することを意味する。受験でも頻出の意味。 -
動詞
(事実・主張を)認める・承認する
「その存在を妨げない=認める」というコアから生じる。法的・議論的な場面で「その点は認めよう」という意味でよく使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
allow と permit は「許可する」と訳せるが、ニュアンスが異なる。permitは法律・規則・権威が明示的・積極的に認める場面で使われ、よりフォーマル。allowは「あえて止めない」というやや消極的・日常的なニュアンスが強い。試験で「The law permits smoking here.」を「allowに変えよ」と問われることも多い。
「allow + 時間/費用」の使い方(例:allow three days for delivery)は日本語の「見込む・余裕をみる」に相当し、受験生が見落としやすい重要用法。「許可する」とだけ覚えていると文脈で意味が取れなくなる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| permit | 法律・規則・公式な権限が明示的に認める場合に使う。allowより強く積極的な承認のニュアンス。フォーマルな文章に多い。 |
| let | 最もカジュアルで口語的。「邪魔しない・させてあげる」という点ではallowに近いが、権威・規則のニュアンスはなく、日常会話に適する。 |
| enable | 能力・条件・手段を「与えることで可能にする」意味に特化。allowの「可能にする」用法と似るが、「物・仕組みが能力を与える」ニュアンスが強い。 |
対義語: forbid、prohibit、ban、prevent
6派生語・関連語
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allowance
名詞
許容量・手当・お小遣い・(費用などの)見込み額
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allowable
形容詞
許容できる・認められる -
disallow
動詞
認めない・却下する・無効にする
7コロケーション
- allow + 人 + to do(人が〜するのを許可する)
- allow for 〜(〜を考慮に入れる・見込む)
- be allowed to do(〜することを許されている)
8確認テスト
When planning your schedule, make sure to allow for unexpected delays.
① 予期せぬ遅延を許可すること
② 予期せぬ遅延に対処すること
③ 予期せぬ遅延の余地を見込んでおくこと
④ 予期せぬ遅延を認めないこと
③が正解。allow for 〜は「〜のための余地・余裕を確保する」という意味で、「見込んでおく・考慮に入れる」と訳すのが最自然。allowのコアイメージ「道・余地を与える」がそのまま表れた用法。①「許可する」は文脈に合わず、②は別の動詞(deal with など)のニュアンス、④は意味が逆になる。
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