theory
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は17冊に掲載されています。
1コアイメージ
theoryのコアイメージは「実際の観察・経験を超えたところで、論理的・体系的に組み立てられた知的構築物」です。目の前の個々の事実をそのまま述べるのではなく、それらを説明・統合するために頭の中で築き上げたフレームワークです。だから「進化論」のように科学的に高度に体系化されたものにも使えますし、「私の考えでは…」という個人の推測・見解にも使えます。どちらも共通するのは「実際(practice / fact)とは一歩距離を置いた、頭の中で組み立てられたもの」というニュアンスです。in theory(理論上は)が「実際にはどうかわからないけれど」という含みを持つのも、このコアイメージから自然に導けます。
2意味一覧
-
名詞
理論・学説(体系化された説明の枠組み)
多くの観察や証拠をもとに論理的に組み立てられた知的構築物。科学の世界では長年の検証を経た強固な「説明体系」を指す。 -
名詞
仮説・推測(まだ証明されていない考え)
「現実から一歩引いた頭の中の構築物」というコアイメージが、証拠が十分でない段階の推測・見込みにも使われる。「仮の知的構築物」というニュアンス。 -
名詞
意見・持論(個人の考え・見解)
日常会話では「私個人が組み立てた見解」として使われ、My theory is that…(私の考えでは…)のように、自分なりの解釈や読みを指す。 -
名詞
(実践に対する)理論・座学
in theory vs. in practice という対比が示す通り、「頭・机上で考えたこと」対「実際に行うこと」の軸で使われる。見落とされがちだが重要な用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
「理論」という日本語から「難しく抽象的なもの」とだけ捉えがちだが、My theory is that… のように日常会話で「個人の意見・推測」として頻繁に使われる点を見落とさないこと。
scienceの文脈で theory は「まだ証明されていない仮説」と誤解されることがあるが、the theory of evolution や the theory of relativity のように、科学では長年の検証を経た非常に強固な説明体系を指す。日常語と科学用語でニュアンスが異なる点に注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| hypothesis | 検証・実験のために立てた「仮説」。theoryより検証前の段階を強調し、科学的文脈で使われる。theoryより暫定性・不確かさが高い。 |
| principle | 広く認められた「原理・原則」。theoryより確立度・普遍性が高く、基本的なルールというニュアンス。 |
| concept | ある事柄についての「概念・考え方」。theoryより体系性・説明力は低く、単一のアイデアや観念を指す。 |
| view | 個人の「見解・意見」。theoryの日常的用法と近いが、viewはより率直な意見の表明でロジックの構築感が薄い。 |
対義語: practice(実践)、fact(事実)
6派生語・関連語
-
theoretical
形容詞
理論的な・理論上の
-
theoretically
副詞
理論的には・理論上は -
theorize
動詞
理論化する・~と推論する -
theorist
名詞
理論家
7コロケーション
- develop a theory(理論を発展させる)
- in theory(理論上は・理屈の上では)
- conspiracy theory(陰謀論)
8確認テスト
“I have a theory about why he suddenly quit his job — I think he got a better offer abroad.”
① 理論
② 学説
③ 見立て・推測
④ 仮説
③「見立て・推測」が正解。これは科学的な体系的説明(学説・理論)でも、実験前の仮説でもなく、個人が状況から組み立てた「自分なりの読み」を表している。theoryのコアイメージ「頭の中で組み立てた知的構築物」が日常会話レベルで使われている典型例で、My theory is that…という形はこの意味でよく使われる。①②は大げさすぎ、④は科学的文脈の語感が強い。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。