ambassador
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は11冊に掲載されています。
1コアイメージ
ambassadorのコアイメージは「ある主体(国・組織・理念)を代表して、別の場所・集団に橋渡しをする最高位の人物」です。ラテン語の「ambactus(使者・従者)」を語源とし、「送り出された者」というニュアンスがあります。単なる「使者」ではなく、送り出した側の顔・声・意志そのものを体現する存在であることが重要です。国家間の外交における「大使」という公式な意味が最も有名ですが、ブランドや理念の「広報大使・親善大使」としての使い方も非常に一般的です。つまり「何かを代表して、外の世界との間に立つ最重要人物」というイメージが根底にあります。
2意味一覧
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名詞
大使(国家を代表する最高位の外交官)
国家が外国に「送り出した」最高位の橋渡し役であり、コアイメージが最も直接的に表れた意味。 -
名詞
代表者・使節(組織や理念を体現して広める人)
国家に限らず、ブランド・スポーツ・文化など「何かを代表して外に橋渡しする人」として広く使われる。 -
名詞
親善大使・広報大使(特定のメッセージを広める役割を担う人)
「ある理念や団体の顔として外の世界に送り出された人」というコアから自然に派生した現代的用法。企業・NGO・国連などでよく使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「ambassador」はただの「使者・メッセンジャー(messenger)」とは違い、送り出した主体を最高レベルで代表・体現する人物を指します。単に情報を届けるだけの存在ではなく、その人自身がブランドや国家の「顔」であることがポイントです。
近年ビジネス・マーケティング用語として「brand ambassador(ブランドアンバサダー)」が日本語でもそのまま使われますが、これは外来語化した現代用法です。試験文脈では「広報大使」「代表者」と訳すと自然になります。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| envoy | 特定の目的や任務のために一時的に派遣される外交使節。ambassadorほど常駐・最高位のニュアンスはなく、「特使」に近い。 |
| diplomat | 外交官一般を指す広い語。ambassadorはその中でも最高位の称号であり、より格が高い。 |
| representative | 「代表者」全般を指す一般語。公式・外交的な重みはambassadorより薄く、日常的・組織的な代表にも使える。 |
| spokesperson | 組織の公式な発言・声明を伝える「広報担当者」。ambassadorが存在全体で代表するのに対し、こちらは主に言葉・声明の発信役。 |
対義語: adversary、opponent
6派生語・関連語
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ambassadorial
形容詞
大使の、大使にふさわしい -
ambassadorship
名詞
大使の職・地位・任期 -
embassy
名詞
大使館(ambassadorが駐在する場所)
7コロケーション
- appoint someone as ambassador(〜を大使に任命する)
- brand ambassador(ブランドアンバサダー/広報大使)
- goodwill ambassador(親善大使)
8確認テスト
“UNICEF named the young actress as a goodwill ambassador to raise awareness of children’s rights.”
① UNICEFはその若い女優を子どもの権利の認知を高めるための外交大使に任命した。
② UNICEFはその若い女優を子どもの権利の認知を高めるための親善大使に任命した。
③ UNICEFはその若い女優を子どもの権利についてスピーチする使用人に任命した。
④ UNICEFはその若い女優を子どもの権利についての調査員に任命した。
② | 「goodwill ambassador」は国家間の外交とは無関係で、組織(UNICEF)の理念や活動を体現して外の世界に広める「親善大使」の意味です。ambassadorのコアイメージ「ある主体を代表して外に橋渡しする最高位の人物」が、外交以外の文脈で使われた典型例です。①の「外交大使」は政府間の正式な文脈でのみ使う訳なので不適切です。
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