volume
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は12冊に掲載されています。
1コアイメージ
volumeのコアイメージは「空間を満たすほどの大きさ・広がり・ふくらみ」です。ラテン語のvolumen(巻物を巻いたもの)が語源で、巻物が広がって生まれる「かさ」「量感」がすべての意味の根底にあります。物理的な「体積」は空間を満たす大きさ、「量」は積み重なってふくらんだ多さ、「音量」は空間を満たす音の大きさ、そして「(書物の)巻・号」は巻物に由来する歴史的な用法です。単なる数値的な「数量」ではなく、「どっしりとした手応えのある量感・迫力」というニュアンスがあるため、a large volume of traffic(大量の交通量)のように、存在感や重みを伴う「かさ」を表すのに最適な単語です。
2意味一覧
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名
量(大きな量感・かさを持つもの)
積み重なってふくらんだ「かさ」のイメージから、手応えのある大きな量を表す。単なる数ではなく、重みや存在感を伴う量。 -
名
体積・容積
三次元の空間を満たす「かさ」そのものがこの意味。空間を占める物理的な大きさを指す。 -
名
音量・音の大きさ
音が空間いっぱいに広がって「満たす」大きさのイメージ。スピーカーから音が膨らんで広がる感覚が「音量」につながる。 -
名
(書物の)巻・号・冊
語源である「巻物を巻いたかさ」から直接生まれた意味。全集の第3巻(Volume 3)や雑誌の何号のように使う。 -
名
(髪などの)ボリューム・ふくらみ
物体が空間にふくらんで広がる「かさ」のイメージがそのまま日常語として使われる。「ボリュームのある髪」は日本語でも定着している。
3例文
4よくある間違い・注意点
「量」を表す語としてamount / quantity と混同しがち。volumeは「かさ・ふくらみ」を伴う大量・存在感のある量に使い、amountは可算・不可算を問わない一般的な量、quantityは数えられる具体的な数量に使う。a large volume of traffic のように「どっしりした量」にはvolumeが自然。
「体積」の意味で使うとき、面積(area)や広さ(size)と混同しないよう注意。volumeは必ず三次元の空間的なかさを指す。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| amount | 可算・不可算どちらにも使える汎用的な「量」。volumeほどの「かさ感・存在感」はなく、中立的な表現。 |
| quantity | 数えられるものの「数量・個数」に重点。商業・理科的な文脈で使われることが多く、volumeの持つ「ふくらみ・迫力」のニュアンスはない。 |
| bulk | 「物理的な大きさ・かさばり」を強調。volumeより「邪魔になるほどの大きさ」というネガティブな含意が強い。 |
対義語: thinness、scarcity
6派生語・関連語
-
voluminous
形
(書物・衣服などが)大部の・かさばった・豊富な -
volumetric
形
体積の・容積の(主に理科・技術分野で使用)
7コロケーション
- turn up / turn down the volume(音量を上げる・下げる)
- a large volume of ~(大量の〜)
- volume control(音量調節)
8確認テスト
「The sheer volume of complaints forced the company to issue a public apology.」
① 音量
② 体積
③ 量・多さ
④ 巻・号
③「量・多さ」が正解。sheer(まさにその)と組み合わせて「クレームの圧倒的な多さ・かさ」を表している。音量でも体積でも号でもなく、積み重なってふくらんだ「かさ感のある大量さ」がvolumeのコアイメージ通りに使われている例。会社が公式謝罪を余儀なくされるほどの「重み・存在感のある量」を表すのにvolumeがぴったりはまっている。
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