spokesperson
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
spokespersonは「spoke(speak=話す、の過去形から派生)+person(人)」で構成される。「誰かに代わって公式に話す人」がコアイメージ。個人の意見ではなく、組織・団体・政府などの立場・意見を外部に向けて伝える「声の窓口」のような存在を指す。記者会見やメディア対応など、公式のコミュニケーションの場で活躍するポジションであり、日本語では文脈に応じて「報道官」「広報担当者」「代弁者」「スポークスマン」など多様な訳が当てられる。-personという性別中立の語尾を使っており、かつてはspokesmen(男性形)が主流だったが、現代英語ではspokespeople/spokespersonが標準的になっている点も重要。
2意味一覧
-
名詞
報道官・広報担当者(政府・企業などが公式見解を述べる際の窓口となる人物)
組織の「公式の声」を外の世界に届けるのが役割。個人見解ではなく組織の立場を代表して話す点がコアイメージそのもの。 -
名詞
代弁者・代表者(特定の集団・運動・考えを公の場で発信する人)
必ずしも企業や政府に限らず、社会運動や団体の「声」として外部に発信する人物にも使われる。コアの「代わりに話す人」が拡張した用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
spokespersonはあくまで「組織を代表して話す人」であり、自分個人の考えを述べる人ではない。「弁士」や「演説家」(orator / speaker)とは異なり、組織の背後に「代弁」という構図があることを意識しよう。
spokeswomanやspokesmanという性別ありの形も存在するが、現代英語の公式・ニュース文脈ではspokespeople / spokespersonが中立的かつ標準的。試験や読解で出てきても同じ意味と捉えてよい。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| representative | 「代表者」全般を指す広い語。spokespersonよりも公式発言への特化度が低く、会議・交渉など発言以外の場面でも使われる。 |
| mouthpiece | 「(誰かの)代弁者・機関紙」。やや比喩的・批判的なニュアンスを持ち、自分の意見を持たず上からの言葉をそのまま伝えているという皮肉が込められることが多い。 |
| press secretary | 主に政府・政治家に特化した報道担当者。spokespersonより職業上の役職として固定されており、企業や一般団体には通常使わない。 |
対義語: silent partner、bystander
6派生語・関連語
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spokesman
名詞
(男性の)報道官・代弁者。現代では性別中立のspokespeople/spokespersonが推奨される。 -
spokeswoman
名詞
(女性の)報道官・代弁者。 -
spokespeople
名詞(複数形)
spokespersonの複数形。
7コロケーション
- government spokesperson(政府報道官)
- act as a spokesperson for ~(〜の広報担当として活動する)
- a company/corporate spokesperson(企業の広報担当者)
8確認テスト
“Several spokespeople for human rights organizations spoke at the United Nations summit.”
① 人権団体の演説家たちが国連サミットで講演した。
② 人権団体の代弁者たちが国連サミットで発言した。
③ 人権団体の議長たちが国連サミットに出席した。
④ 人権団体の創設者たちが国連サミットで意見を述べた。
②
spokespeople for human rights organizationsは「人権団体の声を公式に代表して伝える人々」という意味。演説家(①)は自分の意見を話す人、議長(③)や創設者(④)は別の役割を持つ語で意味が異なる。この文では団体の立場・意見を外部(国連)へ伝える「代弁者」というコアイメージがそのまま活きており、②が最も自然。
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