appall
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1コアイメージ
appallはラテン語・古フランス語の「appallir(白くなる)」に由来し、「顔から血の気が引くほどの衝撃・恐怖・嫌悪を与える」というのがコアイメージ。単なる「驚き」ではなく、道徳的・倫理的な嫌悪感や恐怖心を伴う強烈なショックを指す。目の前の出来事が「あってはならない」「信じられない」という感覚とセットになっているのが特徴。「ぞっとする」「愕然とする」「身の毛もよだつ」といった訳語はいずれもこの「道徳的嫌悪を伴う強いショック」というコアイメージから来ている。恐怖・残虐さ・不正義など、見てはならないものを目撃したときに生まれる感情を表す語。
2意味一覧
-
動
(道徳的嫌悪・恐怖を伴って)ぞっとさせる、愕然とさせる
顔から血の気が引く、魂が白くなるほどの衝撃を与えるというコアイメージがそのまま表れた最も基本的な意味。 -
動
(不正・残虐さなどに)強い嫌悪感や憤りを与える
単なる「驚き」を超えて、倫理的・道徳的に「あってはならない」という怒りや嫌悪の感情も含む。ニュースや社会問題の文脈では「憤慨させる」「開いた口がふさがらない」に近いニュアンスになる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「surprise(驚く)」と混同しやすいが、appallはただの驚きではなく、恐怖・嫌悪・道徳的衝撃を伴う強烈なショック。たとえばサプライズパーティーで驚かされてもappallとは言わない。
受動態「be appalled at/by〜」の形が非常に多く使われる。能動態で主語が人になることは少なく、「The news appalled me.」のように出来事・物事が主語になることがほとんど。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| horrify | horror(恐怖)に直結しており、より恐怖・おぞましさに比重がある。道徳的嫌悪よりも視覚的・身体的な恐怖感が強い場合に使われることが多い。 |
| shock | appallより広く使える汎用語。道徳的嫌悪感を必ずしも含まず、単純な衝撃・驚きにも使える。appallほど強烈ではない。 |
| dismay | 失望・当惑・困惑のニュアンスが強く、appallほど強烈ではない。「まずい、どうしよう」という不安・狼狽に近い感情。 |
| outrage | 怒り・憤りの感情に特化しており、道徳的嫌悪よりも「激怒させる」ニュアンスが前面に出る。appallが含む恐怖・嫌悪の要素が薄い。 |
対義語: reassure、delight、comfort
6派生語・関連語
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appalling
形
ぞっとするような、ひどい、とんでもない(「an appalling crime(おぞましい犯罪)」のように) -
appalled
形
ぞっとした、愕然とした(人の感情を表す) -
appallingly
副
ぞっとするほど、ひどく(「appallingly bad(ひどくひどい)」のように強調にも使われる)
7コロケーション
- be appalled at/by 〜(〜に愕然とする・ぞっとする)
- appalling conditions(劣悪な状況)
- absolutely appalled(完全に愕然として)
8確認テスト
“Human rights activists were appalled by the government’s decision to detain protesters without trial.”
① 人権活動家たちは、政府がデモ参加者を裁判なしで拘留するという決定に驚いた。
② 人権活動家たちは、政府がデモ参加者を裁判なしで拘留するという決定に愕然とし、強い憤りを感じた。
③ 人権活動家たちは、政府がデモ参加者を裁判なしで拘留するという決定に失望した。
④ 人権活動家たちは、政府がデモ参加者を裁判なしで拘留するという決定を心配した。
正解:②
appallのコアイメージは「顔から血の気が引くほどの衝撃+道徳的嫌悪・憤り」。①のsurpriseに近い「驚いた」は弱すぎて、appallの道徳的嫌悪・怒りのニュアンスを捉えていない。③のdismay(失望)や④のworry(心配)もappallの強烈さと倫理的嫌悪を表しきれていない。人権侵害という「あってはならない不正義」を前にした強い衝撃と憤りを表す②が最も自然。
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