at
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
atのコアイメージは「ある一点にピンポイントで焦点を当てる」こと。広い面積や範囲を漠然と示すinやonとは異なり、atは地図の上に「×印」を打つように、空間・時間・状態を一点として捉える。場所なら「その地点」、時間なら「その瞬間・時刻」、状態なら「その状況にある」という感覚。たとえば「at school」は学校という空間を広く示すのではなく『そこにいる』という一点的な存在を示す。この「ピンポイント感覚」を掴めば、場所・時刻・状態・対象・原因など様々な文脈でatが使われる理由が自然と見えてくる。
2意味一覧
-
前置詞
〜で、〜に(場所・地点)
ある場所を「面」や「空間」ではなく一点として捉えるのがat。at the stationなら「駅という一点に存在する」イメージ。 -
前置詞
〜に(時刻・時点)
時間軸上のある一点を指し示す。at noonやat that momentのように、「その瞬間・その時刻」というピンポイントな時を表す。 -
前置詞
〜の状態で、〜に(状況・状態)
「ある状態という点にある」イメージ。at war(戦争状態にある)、at risk(リスクにさらされた状態にある)など、抽象的な「位置」としての状態を表す。 -
前置詞
〜に向かって、〜を目がけて(目標・対象)
「一点を狙い定める」コアイメージから、look at〜(〜を見る)、aim at〜(〜を狙う)のように、視線や動作の向かう先を示す。 -
前置詞
〜を聞いて・見て(原因・きっかけ)
「ある出来事という一点に触れた結果」として感情や反応が生じるイメージ。laugh at〜(〜を笑う)、be surprised at〜(〜に驚く)などで使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
場所のat/in/onの使い分けに注意。atは一点(at the station)、inは空間の中(in the city)、onは面の上(on the desk)。「東京に住んでいる」はlive in Tokyo(大きな空間)だが、「東京に到着した」はarrived at Tokyo(目的地という一点)となる。
感情の原因を表す前置詞をbyと混同しがち。be surprised at〜は「〜という一点に触れた反応」でatを使う。byは「〜によって(手段・動作主)」なので意味が異なる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| in | 空間や範囲の「中・内部」を示す。atが点なら、inは「包まれた空間」のイメージ。at the airport(空港という地点に)vs. in the airport(空港の建物の中に)。 |
| on | 「面への接触」を示す。atが点的・抽象的な位置なのに対し、onは表面に乗っている・くっついているという物理的な接触感がある。 |
| by | 「そば・近く」または「手段・動作主」を示す。atより範囲があいまいで「近傍」を表す。sit by the window(窓のそばに座る)はatより距離感がある。 |
対義語: from、away from
6派生語・関連語
-
@(アットマーク)
記号
メールアドレスの区切りに使われる記号。「〜にいる(所属する)」というatのコアイメージに由来する(user@server = そのサーバーにいるユーザー)。
7コロケーション
- at least(少なくとも)
- at first(最初は)
- be good at 〜(〜が得意だ)
8確認テスト
Everyone was shocked at the sudden announcement.
① 突然の発表によって(手段)
② 突然の発表の中で(場所)
③ 突然の発表を聞いて(きっかけ・原因)
④ 突然の発表まで(時間の終点)
③が正解。atのコアイメージ「ある一点に焦点を当てる」から、「突然の発表という一点に触れた結果、感情(shocked)が生じた」という原因・きっかけを表している。be shocked atは感情の向かう対象・きっかけを示す典型的な表現。①のbyは動作主・手段、②のinは空間の内部、④のuntilは時間の継続を示すため、いずれもここでは不自然。
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