pessimist
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
pessimistのコアイメージは「物事の最も悪い側面に目を向け、将来を暗く見積もる人」です。ラテン語のpessimus(最悪)が語源で、「最悪の事態こそが現実だ」という世界観を持つ人を指します。単に「暗い性格」というより、「世界や人生の本質は悪・苦・失敗であるという信念を持つ人」というニュアンスです。哲学的な文脈では悲観主義の思想家を指すこともありますが、日常では「どうせうまくいかない」と口癖のように言う人物像として使われます。楽しいことより心配ばかりしがちで、希望より損失の可能性を先に計算してしまう人、と理解すると幅広い文脈に対応できます。
2意味一覧
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名
悲観主義者・物事を悪いほうに考える人
「最悪の事態を現実のものとして見越す」コアイメージそのものを人格化した語。哲学的な思想家にも、日常的に後ろ向きな人にも使える。 -
名
(哲学的文脈で)悲観論者・厭世主義者
「人生・世界は本質的に苦に満ちている」という思想的立場を取る人物を指す場合もある。ショーペンハウアーのような哲学者を形容する際に使われる用法で、単なる気分の問題ではなく信念・世界観としての悲観を強調する。
3例文
4よくある間違い・注意点
pessimist(人)とpessimistic(形容詞)を混同しないこと。「彼は悲観的だ」はHe is pessimistic.であり、He is a pessimist.でも意味は通じるが、形容詞と名詞を使い分ける意識が必要。
「単に心配性な人(worrier)」とは異なる。pessimistは「世界や人生そのものが悪い」という世界観を持つニュアンスが強く、worrierはただ不安が強い人を指す。文脈を読まずに同一視しないよう注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| cynic | 人の動機や善意を信じず、人間や社会を皮肉・冷笑的に見る人。pessimistが「未来への暗い見通し」を持つのに対し、cynicは「人の誠意そのもの」に懐疑的。 |
| defeatist | 努力する前から「どうせ負ける・失敗する」と諦める人。pessimistより行動・意志に焦点があり、勝負事や目標達成の文脈で使われやすい。 |
| doomsayer | 破滅や最悪の事態をことさらに予言・警告する人。より大げさで、社会的・集団的な文脈での使用が多い。pessimistより極端なニュアンス。 |
対義語: optimist、idealist
6派生語・関連語
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pessimism
名
悲観主義・悲観論 -
pessimistic
形
悲観的な・後ろ向きな
-
pessimistically
副
悲観的に
7コロケーション
- be a pessimist(悲観主義者である)
- confirmed / born pessimist(筋金入りの悲観主義者)
- pessimist about the future(将来に対して悲観的な人)
8確認テスト
“I know I’m a pessimist, but I just can’t see how this plan is going to succeed.”
① 私は心配性だとわかっているが、この計画がどう成功するのか見当もつかない。
② 私は悲観主義者だとわかっているが、この計画がうまくいくとはどうしても思えない。
③ 私は現実主義者だとわかっているが、この計画には欠陥があると思う。
④ 私は慎重な人間だとわかっているが、この計画のリスクが見えている。
② が正解。pessimistは単なる心配性(①)や現実主義者(③)・慎重な人(④)とは異なり、「物事は本質的にうまくいかない・悪い方向に向かう」という世界観を持つ人を指す。「どうしてもうまくいくとは思えない」という根底からの否定的見通しが、コアイメージに最も合致する。
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