bald
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
baldのコアイメージは「本来あるべき覆いが失われ、剥き出しになっている」状態です。最も典型的な用法は「はげた(頭髪がない)」ですが、これも頭を覆う毛髪がない状態を指します。ここから転じて、装飾・遠回しな言い方・オブラートといった「言葉の覆い」がない状態、つまり「露骨な・単刀直入な」という意味にも広がります。さらにタイヤの溝がすり減った状態や、樹木に葉がない状態など、「表面を覆うものがなくなった」という共通のイメージが貫かれています。何かが剥ぎ取られた結果として現れる「むき出しの状態」が、この単語の本質です。
2意味一覧
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形容詞
はげた、毛のない
頭を覆うべき毛髪という「覆い」が失われ、頭皮が剥き出しになっている状態。コアイメージの最も直接的な表れ。 -
形容詞
露骨な、単刀直入な、飾り気のない
言葉を和らげる表現や修飾という「覆い」がなく、事実がむき出しに提示されている状態。「a bald lie(あからさまな嘘)」のように使う。 -
形容詞
(タイヤが)すり減った、(表面が)むき出しの
タイヤのトレッド(溝のある表面)が摩耗して「覆い」を失った状態。物理的に表面が剥き出しになったことを指す。
3例文
4よくある間違い・注意点
「露骨な・単刀直入な」の意味では、bluntやblatantと混同しやすい。baldは「覆いがなくむき出し」というイメージで事実や嘘が隠されていない状態に使われるのに対し、blatantは「見え見えで厚かましい」という批判的なニュアンスがより強く、bluntは「人の性格・言い方が鈍く率直」という意味合いで使う。
「はげた」という意味だけに注目してしまいがちだが、受験では『露骨な』『単刀直入な』の意味で出題されることも多い。a bald statement(飾り気のない陳述)のような形でしっかり押さえておきたい。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| hairless | 「毛がない」という事実を中立的に説明する語。医学・生物学的な文脈で使われることが多く、baldのように「本来あるべき覆いが失われた」という含意は薄い。 |
| blunt | 人の物言いや性格が「単刀直入・そっけない」という意味。baldが「覆いのないむき出しの状態」に焦点を当てるのに対し、bluntは「遠慮がない人柄・口調」に焦点が当たる。 |
| blatant | 「見え透いた・厚かましいほど露骨な」という、より強い批判的ニュアンスを持つ。baldよりも「恥知らずで目に余る」という否定的評価が強い。 |
対義語: hairy、subtle
6派生語・関連語
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baldly
副詞
露骨に、単刀直入に、飾り気なく -
baldness
名詞
はげ、禿頭;露骨さ -
balding
形容詞
はげかけている、薄毛が進行中の
7コロケーション
- bald head(はげ頭)
- bald statement(飾り気のない陳述)
- bald tires(溝の磨り減ったタイヤ)
8確認テスト
The report contained a bald statement of the facts without any explanation or apology.
① 詳細にわたる事実の陳述
② 飾り気のない事実の陳述
③ 偏った事実の陳述
④ 誇張された事実の陳述
②。baldのコアイメージ「覆いがなく剥き出し」から、説明や謝罪といった「言葉の包み」が一切ない状態を表している。without any explanation or apologというフレーズがその「覆いのなさ」を補強しており、「飾り気のない・単刀直入な」が最も自然な訳となる。
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