lessen
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
lessenのコアイメージは「あるものの量や強度・程度を(徐々に)小さくすること」。「少ない」を意味する形容詞 less に動詞を作る接尾辞 -en がついた語で、「less な状態にする/なる」がそのまま意味になっている。重要なのは「急激な削除」ではなく「段階的な縮小・緩和」のニュアンスがある点。また他動詞(〜を小さくする)だけでなく自動詞(小さくなる)としても使われる。痛み・リスク・緊張・負担など、目に見えないものが「和らぐ・軽減される」という文脈で特に好まれる単語で、日本語では「和らげる・軽減する・薄める・弱まる」など文脈に応じてさまざまに訳せる。
2意味一覧
-
動詞(他動詞)
(量・程度・強度などを)減らす、軽減する、和らげる
「less な状態にする」がコア。リスク・痛み・負担など、大きすぎるものを縮小・緩和するイメージ。 -
動詞(自動詞)
(量・程度・強度などが)減る、弱まる、和らぐ
「less な状態になる」として自動詞でも使う。痛みや嵐などが「自然に弱まっていく」ニュアンスで用いられる。 -
動詞(他動詞・やや格式)
(重要性・価値・評判などを)損なう、低める
量だけでなく「価値・重み」という抽象的な程度を less にするイメージ。「〜の格を落とす」ニュアンスで使われることがある。
3例文
4よくある間違い・注意点
lessenとlessonを発音・つづりで混同しがち。lessenは「less+en(動詞化接尾辞)」で発音は同じ /lésn/ だが、lessonは「授業・教訓」という全く別の名詞。文脈で必ず判断すること。
reduceと混同しやすいが、reduceは「具体的な数値や量を意図的に削減する」ニュアンスが強く、lessenは「程度・強度が(じわじわと)和らぐ・軽減される」という抽象的・感覚的な変化に使われることが多い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| reduce | 意図的・具体的な削減に向いており、数値や量が明確な場面で多用。lessenより硬い語感で自動詞用法は少ない。 |
| diminish | 「次第に縮小・消滅していく」過程を強調。lessenより減少の進行・衰退感が強く、価値や影響力が「目減りする」ニュアンスを持つ。 |
| alleviate | 痛み・苦しみ・問題を「一時的に楽にする・緩和する」に特化した語。lessenより対象が苦痛・困難に限定的。 |
| mitigate | リスク・被害・刑罰などを「部分的に緩和・軽減する」格式語。法律・外交文脈で好まれ、lessenより書き言葉的。 |
対義語: increase、intensify、aggravate、heighten
6派生語・関連語
-
less
形容詞・副詞
より少ない・より少なく(lessenの語源となった比較級形)
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lesser
形容詞
(二者のうち)より小さい方の・より重要でない(a lesser evilなど)
7コロケーション
- lessen the risk(リスクを軽減する)
- lessen the pain(痛みを和らげる)
- lessen the burden(負担を軽くする)
8確認テスト
“After she apologized sincerely, the tension in the room lessened considerably.”
① 部屋の緊張感がかなり増した
② 部屋の緊張感がかなり和らいだ
③ 部屋の緊張感がかなり明確になった
④ 部屋の緊張感がかなり固まった
②。lessenは自動詞として「程度・強度が段階的に小さくなる」ことを表す。tensionという抽象的な強度が「緩和・軽減された」文脈なので、「和らいだ」が最も自然。①はincreased、③④はコアイメージと全く逆または無関係。
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