bargain
【名】売買契約、特価品
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
bargainのコアイメージは「双方が納得できる条件を探り合う合意のプロセス」です。単なる「安く買う」だけでなく、「何かを得るために何かを譲る」という交渉の往復運動が根底にあります。名詞では「その結果として成立した合意・契約」を指し、そこから「お互いが満足できる好条件=お買い得品」という意味が生まれます。動詞では「その合意に向けてやりとりする」ことを指すため、値段だけでなく条件や妥協点を話し合うあらゆる交渉に使えます。また「bargain for(~を予期する)」は「あらかじめ合意の範囲に入れて計算に入れておく」というニュアンスです。
2意味一覧
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動
(条件について)交渉する、値切る
双方が納得できる条件を探り合うプロセスそのものを指す。値段だけでなく、あらゆる条件の交渉に使える。 -
動
(~を)予期する、見込む(bargain for / on)
「交渉の計算に入れておく」というイメージから、「あらかじめ想定する」という意味に派生した。否定形で「思いがけない事態」を表すことが多い。 -
名
売買契約、取引の合意
交渉プロセスの「結果として成立した合意」がこの意味。make a bargainで「取引をまとめる」。 -
名
特価品、お買い得品
「双方にとって都合の良い取引」というコアイメージから、買い手に有利な条件=「お得な品物」という意味が派生した。 -
名
(into the bargain)おまけに、そのうえ
「取引にさらにプラスされる条件」というイメージから、「その上さらに」という付加の意味になる。重要熟語として頻出。
3例文
4よくある間違い・注意点
「bargain=値切る」とだけ覚えると、bargain for(予期する)やinto the bargain(おまけに)などの重要表現で意味が取れなくなる。「条件を擦り合わせる」というコアイメージを軸にすると全て理解できる。
dealとの混同に注意。dealは「取引を成立させること」に焦点があるのに対し、bargainは「交渉のプロセスや、そこで得た好条件」に焦点がある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| negotiate | より正式・外交的な交渉を指し、ビジネスや外交の場面で使われる。bargainは日常的な値段交渉から始まり、もっとカジュアルなニュアンスがある。 |
| deal | 合意・取引の成立そのものに焦点が当たる。bargainはお互いの条件を探り合うプロセスや「お得感」のニュアンスを含む点が異なる。 |
| haggle | 値段をめぐってしつこく・細かく交渉するニュアンスが強く、やや否定的な響きを持つこともある。bargainより粘り強い値切り交渉のイメージ。 |
対義語: overpay(払いすぎる)、accept without negotiation(言い値で買う)
6派生語・関連語
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bargaining
名
交渉、折衝(collective bargaining=労使交渉) -
bargain-hunter
名
特売品を探し回る人、目ざとい買い物客
7コロケーション
- make a bargain(取引をまとめる、合意する)
- bargain for / on ~(~を予期する、見込む)
- into the bargain(おまけに、その上)
8確認テスト
“Moving abroad turned out to be far more difficult than she had bargained for.”
① 彼女が値切っていたよりも
② 彼女が予期していたよりも
③ 彼女が契約していたよりも
④ 彼女が節約していたよりも
② 彼女が予期していたよりも。bargain forは「交渉の計算に入れておく=あらかじめ想定する」というコアイメージから「予期する・見込む」という意味になる。この文は「海外移住は彼女が想定していたよりもずっと大変だった」という意味。値切る・契約するという訳では文脈が成立しない。
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