deal
【名】取引、取り扱い、仕打ち、計画
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は19冊に掲載されています。
1コアイメージ
dealの根底にあるイメージは「分配・やり取り」です。トランプの「カードを配る」という原義が起源で、何かを相手に渡し、双方向のやり取りが生まれる場面全体を指します。カードを「配る」→複数人の間で何かを「やり取りする」→「取引・交渉」、問題や状況を自分の手元で「さばく・処理する」→「扱う・対処する」、商品を相手に「渡す」→「商う・売買する」という流れで意味が広がっています。「仕打ち」という意味も、相手に対してどう「やり取り(扱い)」をしたかというコアから来ています。
2意味一覧
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動
(問題・状況などに)対処する、扱う
目の前に置かれた手札を自分でさばくように、問題を「処理・対処」するイメージ。deal with の形でよく使われる。 -
動
商う、取引する
商品や情報を相手と「やり取りする」コアから、売買・商取引の意味に発展した。 -
動
(カードを)配る
dealの最も原始的な意味。一枚ずつ「分け与える」行為そのもの。 -
名
取引、契約
双方が何かをやり取りして合意に至った結果が「取引・ディール」。 -
名
仕打ち、扱い方
相手に対してどのようなやり取り・対応をしたかという観点から「仕打ち・待遇」の意味になる。a fair deal(公平な扱い)など。 -
名
(口語)大変なこと、重大事;量(a great deal of〜)
a great deal of〜「大量の〜」は見落とされがちだが頻出表現。「大きなやり取りの量」というイメージから「大量」へ。
3例文
4よくある間違い・注意点
deal with と handle の混同に注意。どちらも「対処する・扱う」だが、deal withは問題・状況・人といった抽象的対象にも幅広く使えるのに対し、handleは物理的に「手で扱う」イメージが強く、具体的なモノや状況を処理するニュアンスがある。
a great deal of〜(大量の〜)を見落としやすい。deal=取引とだけ覚えていると読み間違える。「a great deal of trouble(大変な苦労)」など重要表現として必ず押さえること。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| handle | 「手で扱う」という物理的イメージが強く、具体的なモノや状況を処理する際に使う。dealほど人間関係や抽象的問題には広がらない。 |
| negotiate | 取引・交渉の意味での類義語だが、交渉のプロセス・駆け引きそのものに焦点がある。dealは合意という結果にもウェイトが置かれる。 |
| transaction | 名詞で「取引」の意味での類義語。より法律・金融的・フォーマルなニュアンスがあり、一回限りの手続き的やり取りを指すことが多い。 |
対義語: ignore(無視する)、neglect(放棄する)
6派生語・関連語
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dealer
名
販売業者、ディーラー;(カードの)配り手 -
dealings
名(複数形)
取引、付き合い、関係(have dealings with〜) -
deal-breaker
名
交渉決裂の原因となる条件、受け入れられない要因
7コロケーション
- deal with〜(〜に対処する・〜を扱う)
- make / strike a deal(取引をまとめる・合意する)
- a great deal of〜(大量の〜、多大な〜)
8確認テスト
“Working in customer service means you have to deal with a great deal of complaints every day.”
① 毎日大量のクレームを取引しなければならない
② 毎日大量のクレームに対処しなければならない
③ 毎日多くのクレームを無視しなければならない
④ 毎日少量のクレームを処理すればよい
② が正解。deal with〜は「〜に対処する」、a great deal of〜は「大量の〜」。どちらもdealのコアイメージ(やり取り・さばく)から来ている。①は「取引する」と誤訳した例、③④は意味が正反対になっている。一文にdealが2回登場するが、それぞれ動詞句と名詞句で働いていることを見抜けるかがポイント。
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