branch
/brˈæntʃ/
【動】分岐する、分かれて生じる、枝を出す
【名】小枝、支流、分家
【名】小枝、支流、分家
重要度
ⓘ 重要度とは
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は13冊に掲載されています。
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は13冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
branch の核心
「幹から伸びる「枝分かれ」」
branchの根底にあるイメージは「一本の幹から枝が広がっていく」様子です。木の枝は、一つの中心(幹)から複数の方向へと伸びていきます。この「中心から派生・分岐する」というイメージが、あらゆる意味に共通しています。川が本流から分かれる「支流」、組織の本体から独立した「支社・支店・支部」、家系が分かれた「分家」、そして「分岐する・枝を広げる」という動詞的な意味も、すべてこの一つのコアイメージから自然に導き出せます。重要なのは、必ず「元となる中心・幹」が存在し、そこから派生しているという関係性です。
2意味一覧
-
名詞
(木の)枝、小枝
最も直接的なコアイメージそのもの。幹から伸び出た部分が「枝」。 -
名詞
支店、支社、支部
本社(幹)から「枝分かれ」して各地に広がった拠点。組織の「枝」にあたる。 -
名詞
支流
本流(幹)から分岐して流れる川の「枝」。地図上でまさに木の枝のような形をなす。 -
名詞
分家、(学問・産業の)分野・部門
本家や本流から「枝分かれ」した系統。「数学の一分野」のように抽象的な領域の分岐にも使われる。 -
動詞
分岐する、枝分かれする
「枝を伸ばす」行為そのもの。一つの幹(道・組織・議論など)が複数の方向へと分かれていく様子。 -
動詞
(branch out で)新分野に進出する、活動を広げる
木が枝をより多くの方向へ伸ばすように、活動範囲を「外へ外へと広げていく」ニュアンス。out が「外へ」という方向性を強調する。
3例文
The river branches into two streams near the village.
その川は村の近くで二つの流れに分岐する。
物理的な「枝分かれ」。コアイメージが最も直接的に表れている。
Our company has branches in over 30 countries.
我が社は30カ国以上に支店を持っている。
組織が本社から「枝を伸ばした」拠点=支店。
The company branched out into international businesses.
会社は国際的な事業に進出した。
既存の活動という「幹」から、新たな方向へ「枝を広げた」=進出した。
4よくある間違い・注意点
ここに注意
「支店・支社」を表す場合、branch と office は混同されがちです。branch は必ず「本体(本社)が存在し、そこから派生した」関係が前提で、独立性の低い出先機関のニュアンス。一方 office は単に「事務所・オフィス」であり、本社との上下関係を含みません。
branch out は「外へ枝を伸ばす」イメージから「新分野へ踏み出す・活動を広げる」という意味になります。単に「分岐する」と訳してしまうと文脈がつかめなくなるので注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| division | 組織の「部門・部署」を指す。branchが地理的・物理的に分岐した「支店」感が強いのに対し、divisionは機能・役割によって分けられた部門(例:営業部門)のニュアンスが強い。 |
| tributary | 「支流」の意味に限定される専門語。branchが幅広い文脈で使えるのに対し、tributaryは川・水系の文脈専用で、より正式・学術的。 |
| offshoot | 「派生したもの・副産物」のニュアンスが強く、否定的・付随的な意味合いを帯びることもある。branchが「組織的な枝」なら、offshootは「自然発生的に派生したもの」。 |
対義語: trunk(幹)、main stream(本流)、headquarters(本社・本部)
6派生語・関連語
-
branching
名詞・形容詞
分岐(すること)、枝分かれした -
branch office
名詞(複合語)
支店、出張所
7コロケーション
- branch out into~(〜の分野に進出する)
- local branch(地方支部・支店)
- branch off from~(〜から分岐する)
8確認テスト
次の英文の下線部の意味として最も自然なものを選べ。
“Linguistics is a branch of cognitive science.”
① 幹
② 分野
③ 支店
④ 支流
▶ クリックして解答を表示
②「分野」が正解。cognitive science(認知科学)という「幹」から枝分かれして伸びた領域の一つが言語学、というコアイメージ。物理的な木や川ではなく、学問体系という抽象的な「幹」から派生した「枝」が「分野・部門」という訳に自然につながる。①③④は文脈(学問の分類)に合わない。
②「分野」が正解。cognitive science(認知科学)という「幹」から枝分かれして伸びた領域の一つが言語学、というコアイメージ。物理的な木や川ではなく、学問体系という抽象的な「幹」から派生した「枝」が「分野・部門」という訳に自然につながる。①③④は文脈(学問の分類)に合わない。
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