cage
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
「cage」のコアイメージは「外と内を隔て、中のものを閉じ込めるための格子状・骨組み状の囲い」である。物理的な「おり・かご」が原型だが、重要なのは「自由を制限する閉鎖された空間」という概念。この構造的イメージから、動物のおりだけでなく、エレベーターの昇降かご、建築の骨組み、さらには転じて「人を縛りつける状況や環境」という比喩的表現にまで広がる。格子状で外から見えるが中からは出られない、という視覚的・構造的特徴がこの語の本質にある。
2意味一覧
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名詞
おり、かご(動物を閉じ込める格子状の囲い)
コアイメージそのままの用法で、格子や棒で囲まれ内部の生き物を閉じ込める構造物を指す。 -
名詞
エレベーターの昇降かご・ゴンドラ
格子状の骨組みで囲まれた「箱」という形状的共通点から、エレベーターや鉱山の昇降機の乗り物部分に使われる。 -
名詞
骨組み、フレーム(建築・工業)
格子状・骨組み状の構造物という形状的イメージが、建築や工業分野の「フレーム」「骨格」を指す表現につながる。 -
名詞
(比喩)自由を奪う状況・束縛
「中に閉じ込め外に出られなくする」という本質的な意味が比喩として拡張し、人の行動や精神を縛る状況・環境を表す。 -
動詞
〜をおりに入れる、閉じ込める
名詞の「おり」から派生した動詞用法で、「cage an animal(動物をおりに入れる)」のように使う。
3例文
4よくある間違い・注意点
「cage」と「prison / jail」を混同しないように注意。「cage」は格子状の構造物そのものを指し、主に動物や小さなものを囲う。「prison」は人間を収監する施設全体を指す制度的・社会的な語。比喩的に人への使用は可能だが、「caged like an animal(動物のように閉じ込められた)」のようにやや侮辱的・感情的なニュアンスが伴うことがある。
動詞としての「cage」(〜をおりに入れる)は見落とされやすい。「cage a bird」のように名詞から転用された動詞用法も入試で狙われる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| enclosure | 動物園などで動物を囲う広めのスペース全般を指す。「cage」より開放的・広大な囲いのイメージで、格子状の構造を必ずしも伴わない。 |
| coop | 主に鶏などの家禽を入れる小屋・囲いを指す特定の語。「cage」より狭い対象に使われる。 |
| pen | 牧場などで家畜を囲う柵・囲い。「cage」より格子ではなく柵のイメージが強く、主に大型の家畜に使う。 |
対義語: freedom、liberty
6派生語・関連語
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caged
形容詞
おりに閉じ込められた、束縛された(a caged bird:かごの中の鳥) -
cage
動詞
〜をおりに入れる、閉じ込める
7コロケーション
- a bird cage(鳥かご)
- lock / put … in a cage(おりに閉じ込める)
- a golden cage(黄金の檻/快適だが自由のない状況)
8確認テスト
“Growing up in a small town, she often felt trapped in a cage, longing for the freedom of the city.”
① 彼女は実際に檻の中で育った
② 彼女は小さな町という束縛の中に閉じ込められた感覚を覚えた
③ 彼女は鳥かごの販売店で働いていた
④ 彼女は骨組みのある建物に住んでいた
②が正解。「cage」のコアイメージは「閉じ込める囲い」であり、ここでは小さな町という環境が彼女の自由を制限する「おり=束縛」として比喩的に使われている。物理的なおりではなく、「felt trapped in a cage(おりに閉じ込められたように感じた)」という表現で、精神的・状況的な束縛を表す典型的な比喩用法。
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