choke
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
chokeのコアイメージは「流れ・通り道が詰まって、遮断される」こと。空気が喉を通れなくなる「窒息」も、パイプや排水口が「詰まる」のも、感情が込み上げて言葉が「出なくなる」のも、すべて「本来流れるべきものが通れなくなる状態」という一つのイメージで説明できる。さらに比喩的に、大事な場面でプレッシャーに押しつぶされてパフォーマンスが「出せなくなる」(いわゆる「チョークする」)という意味にも広がる。物理的な詰まりから心理的な詰まりまで、一貫して「塞がれて機能しなくなる」というイメージが根底にある。
2意味一覧
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動
窒息する・窒息させる
空気という「流れ」が喉で遮断されて呼吸できなくなる状態。コアイメージの最も直接的な表れ。 -
動
(パイプ・道路などを)詰まらせる・塞ぐ
物理的な「流れ」(水・交通など)が通路で遮断されること。人や物が場所を「塞ぐ」場合にも使われる。 -
動
(感情が込み上げて)声が詰まる・言葉が出なくなる
感情という内側の力が言葉の「流れ」を塞ぐ状態。”choke up” の形でよく使われる。 -
動
(大事な場面で)プレッシャーに負ける・実力を発揮できなくなる
精神的なプレッシャーが実力の「流れ」を止めてしまうイメージ。スポーツや試験などで頻出の口語表現。
3例文
4よくある間違い・注意点
「choke」と「suffocate」を混同しやすい。chokeは主に「喉・気道が詰まる」ことによる窒息(食べ物・手で押さえるなど)。suffocateはより広く「酸素が供給されない」状態全般(煙・密閉空間など)を指す。
“choke up” と “choked up” は感情で声が詰まることを意味するが、これを「窒息しそう」と物理的に誤訳してしまうケースがある。文脈(特に悲しみや感動の場面)から「胸が詰まる・泣きそうになる」と読み取ることが重要。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| suffocate | 酸素全般が失われる窒息を広く指す。気道の詰まりに限らず、煙や密閉空間による窒息にも使われる。chokeより重篤・致命的なニュアンスが強い。 |
| strangle | 主に「首を絞めて(意図的に)窒息させる」こと。他者による暴力的な行為のニュアンスが強く、chokeより意図性・暴力性が高い。 |
| clog | パイプや通路が「詰まる・塞がる」という意味ではchokeと近いが、clogは物理的な詰まりに限定され、感情的・心理的な用法はない。 |
対義語: breathe、clear、unclog
6派生語・関連語
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choker
名
①首に密着するネックレス・チョーカー ②大事な場面でチョークする人 -
choked
形
詰まった・塞がれた(choked with emotion で「感情で胸が詰まった」) -
choke-up
名
感情で声が詰まること(口語)
7コロケーション
- choke on ~ (〜をのどに詰まらせる)
- choke up (感情で声が詰まる・目が潤む)
- choke under pressure (プレッシャーに負ける)
8確認テスト
“The veteran player choked in the championship match and missed the decisive shot.”
① 窒息した
② 詰まって転倒した
③ プレッシャーに負けて実力を出せなかった
④ 体調を崩して棄権した
③が正解。”choke under pressure”(プレッシャーで実力が出せなくなる)の用法。championship matchという大舞台で、missedという「失敗」の文脈が続いていることから、物理的な窒息(①)や転倒(②)・体調不良(④)ではなく、精神的な「詰まり=プレッシャーに負けた」というコアイメージの比喩的用法と判断できる。
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