clash
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
clashの根底にあるのは「二つのものが激しくぶつかり合い、大きな音・衝撃・摩擦を生む」というイメージです。金属同士がぶつかるような鋭い「ガシャン」という音がもとになっています。このコアイメージから、①物理的な衝突(武器がぶつかる)、②人・集団間の対立・衝突、③意見・価値観の不一致、④色や柄がぶつかって不調和になる、⑤日程が重なってぶつかるという意味が派生します。単なる「当たる(hit)」や「ぶつかる(collide)」より、激しさ・鋭さ・摩擦が伴うのがclash特有のニュアンスです。
2意味一覧
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動詞
(物理的・激しく)ぶつかる、衝突する
二つのものが激しく接触して大きな音や衝撃を生むコアイメージそのまま。武器や金属が「ガシャン」とぶつかる場面が典型。 -
動詞
(人・集団が)激しく対立する、衝突する
物理的な衝撃のイメージが比喩的に人間関係へ拡張され、意見・利害・感情が「激しくぶつかり合う」対立を表す。 -
動詞
(色・模様が)不釣り合いである、合わない
「ぶつかって不調和な衝撃を生む」イメージが視覚的な不協和に転用。赤と緑が「ぶつかってケンカする」感覚。 -
動詞
(日程・予定が)重なる、バッティングする
二つの予定が同じ時間軸で「ぶつかる」イメージ。スケジュールが衝突して両立できない状況を表す。 -
名詞
衝突、対立;(金属などの)ぶつかる音、ガシャンという音
動詞のコアイメージをそのまま名詞化したもの。物理的な衝突音から抽象的な対立まで幅広く使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
“clash”は単なる「ぶつかる」ではなく、激しさ・鋭さ・不調和の感覚が伴います。軽いぶつかり合いにはtouchやhitの方が適切で、clashを使うと「大事件」のように聞こえることがあります。
色や日程が「合わない」という意味を見落としがちです。”The schedule clashes.”と言われて「衝突した」と訳すと意味が通じないことがあります。文脈から「バッティングする」「重なる」と判断しましょう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| conflict | より抽象的・長期的な「対立・紛争」を指す。clashは一時的・激発的なぶつかり合い、conflictは継続する構造的な対立のニュアンス。 |
| collide | 主に物理的な衝突に使い、「ドンとぶつかる」感覚。clashより音・激しさのニュアンスは薄く、感情的対立には使いにくい。 |
| confront | 「正面から向き合う・対峙する」意味で、clashほど激しい衝突感はなく、むしろ意図的な直面・対決のニュアンス。 |
対義語: harmonize、agree、coincide(都合よく一致する)
6派生語・関連語
-
clashing
形容詞
対立する、不調和な(clashing opinions: 対立する意見)
7コロケーション
- clash with 〜(〜と衝突する/〜と合わない)
- violent clash(激しい衝突)
- clash of cultures(文化の衝突)
8確認テスト
“I can’t attend the meeting — it clashes with my dentist appointment.”
① 会議が歯医者の予約と激しく対立している
② 会議が歯医者の予約と時間が重なってしまう
③ 会議が歯医者の予約よりも優先される
④ 会議が歯医者の予約をキャンセルさせる
②が正解。「日程・予定がぶつかる=バッティングする」というclashの意味。「対立」と訳すと人間関係の争いのように聞こえ不自然。clashには色・予定・意見などが「ぶつかって両立しない」状況を表す用法があり、ここでは「出席できない理由」として自然に「重なっている」と訳すのが正しい。
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