contemporary
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は16冊に掲載されています。
1コアイメージ
contemporaryの語源はラテン語のcon-(共に)+temporarius(時間の)。つまり「同じ時を共有している」というのがコアイメージ。このイメージから2つの方向に意味が広がる。①「今という時代を共有している」→「現代の・現代的な」、②「ある特定の人物・出来事と同じ時代を生きている」→「同時代の・同時代の人」。重要なのは、②の意味では必ずしも「現代」である必要はない点だ。「シェイクスピアと同時代の人物」もcontemporaryと言える。文脈によって「現代の」とも「同時代の」とも訳し分けることが求められる。
2意味一覧
-
形容詞
現代の、現代的な
「今という時代を共有している」というコアイメージがそのまま「今の時代に属する」という意味になる。現在進行中の文化・技術・様式などに使う。 -
形容詞
(ある時代・人物と)同時代の
「特定の人や出来事と同じ時間軸に存在する」という意味。過去の話題でも使えるのがポイント。例えば「ダ・ヴィンチと同時代の芸術家」にも使える。 -
名詞
同時代の人、同世代の人
形容詞のコアイメージがそのまま名詞化したもの。「同じ時間軸に生きている人」を指す。「彼の同時代の人々」のように使う。
3例文
4よくある間違い・注意点
「現代の」という訳だけを覚えると、過去の文脈で使われたときに意味がとれなくなる。例えば「Lincoln’s contemporaries(リンカーンの同時代の人々)」では「現代の人々」ではなく「同時代の人々」が正解。文脈に合わせて訳し分けることが必須。
modemやup-to-dateとの混同に注意。contemporaryは「時間的に同じ軸にある」という中立的なイメージだが、modernには「古いものを脱した進歩的な」というニュアンスが加わる場合がある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| modern | 「古い時代から脱却した・進歩的な」というニュアンスを含む場合がある。contemporaryが単に「同じ時間軸」なのに対し、modernは「前時代と対比した新しさ」を強調しやすい。 |
| current | 「今この瞬間に流通・進行している」という意味で、より短い時間スパンを指す。contemporaryが「時代」単位なのに対し、currentは「今まさに」という即時性が強い。 |
| present-day | 「今日現在の」という意味で、contemporaryとほぼ同義だが、過去の人・出来事と「同時代」という意味では使えない点が異なる。 |
対義語: ancient、historical、archaic
6派生語・関連語
-
contemporarily
副詞
現代的に、同時代に -
contemporaneous
形容詞
(複数の出来事が)同時期に起きた(よりフォーマルな語)
7コロケーション
- contemporary art(現代アート)
- contemporary society(現代社会)
- a contemporary of ~(〜と同時代の人)
8確認テスト
Freud and Jung were contemporaries, though they eventually had a significant falling-out.
①フロイトとユングは現代人であり、最終的には大きな決裂をした。
②フロイトとユングは同時代の人物であり、最終的には大きな決裂をした。
③フロイトとユングは同業者であり、最終的には大きな決裂をした。
④フロイトとユングは競争相手であり、最終的には大きな決裂をした。
②。contemporariesは名詞で「同時代の人物」という意味。フロイトもユングも20世紀初頭に活躍した人物であり、「現代人」ではなく「同じ時代を生きた人物」と訳すのが正確。コアイメージ「同じ時間軸に存在する」が名詞として使われた典型例。
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