cooperation
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は8冊に掲載されています。
1コアイメージ
cooperationはラテン語のco-(共に)+operari(働く)が語源。「複数の主体が同じ目標に向かって一緒に動く」というイメージが根底にある。単なる「助ける」(help)とは異なり、双方向的・対等な関係で力を合わせるニュアンスが強い。ビジネス・外交では「協力関係・提携」、日常の依頼場面では「(お願いに応じる)ご協力」というように文脈で訳は変わるが、常に「複数者が共同して動く」という核心は変わらない。「協調」「連携」「共同作業」など、状況に応じて最適な日本語を選ぶ力を養おう。
2意味一覧
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名詞
協力・協同
複数の人や組織が「共に動く」こと。対等な立場での共同作業を指す最も基本的な使い方。 -
名詞
提携・連携(機関・国家間)
国同士や企業同士が「共に動く」体制を築くこと。外交・ビジネス文脈で特に多く使われる。 -
名詞
(依頼・指示への)応諾・従い従うこと
相手の求めに応じて「共に動く」ニュアンス。「ご協力をお願いします」のように、規則や案内に従ってもらう文脈でよく使われる、見落とされがちな用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
「help(助ける)」と混同しがちだが、helpは一方向的な援助、cooperationは双方向・対等な協力というニュアンスが強い。一方がもう一方を助けるだけの場面にcooperationを使うと不自然になることがある。
「Your cooperation is required.」のように、掲示や案内文で「お客様のご協力をお願いします」という意味で使われることが多い。この文脈では「従うこと・応じること」の意味が主であり、単純に「援助」と訳すと意味がずれる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| collaboration | cooperationより積極的・創造的な共同作業を指す。特に知的・創作的なプロジェクトでのチームワークに使われ、お互いが深く関与して何か新しいものを生み出すイメージが強い。 |
| coordination | 複数の要素や人を「うまく整合させる・調整する」ことに焦点。cooperationが「共に動く意志」を強調するのに対し、coordinationは「バラバラなものをまとめる調整機能」を強調する。 |
| partnership | 対等な2者間の継続的な協力関係・パートナーシップを指す。cooperationより関係性の継続性・正式さが強い。 |
対義語: opposition(対立)、competition(競争)、conflict(争い)
6派生語・関連語
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cooperate
動詞
協力する・協同する
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cooperative
形容詞
協力的な・協同の
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cooperative
名詞
協同組合(略称:co-op)
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cooperatively
副詞
協力して・協同して
7コロケーション
- international cooperation(国際協力)
- in cooperation with ~(〜と協力して)
- close/full cooperation(緊密な/全面的な協力)
8確認テスト
“Passengers’ cooperation is requested during security checks.”
①乗客の援助が求められています
②乗客の競争が求められています
③乗客のご協力(指示への応じること)をお願いします
④乗客との提携が求められています
③が正解。この文は空港などの掲示・案内文で、乗客に保安検査への指示・ルールに「従ってもらうこと」を求めている。cooperationは「双方向に共に動く」ことを意味し、ここでは案内に応じて行動してもらう「応諾・従うこと」のニュアンスで使われている。①の「援助」では乗客が係員を助ける意味になり不自然。④の「提携」は組織間の関係を示す語で文脈に合わない。
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