vow
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は8冊に掲載されています。
1コアイメージ
vowのコアイメージは「神聖な場や人前で、内なる強い意志を言葉に乗せて外に宣言する厳粛な誓い」です。単なる約束(promise)と異なり、宗教的・儀式的な重みを帯びており、破ることが許されないという強い拘束力を含みます。結婚式の誓いや修道誓願のように、人生を左右するような場面で使われるのが典型例。名詞としては「誓い・誓約」、動詞としては「〜を誓う・固く決意する」という形で現れますが、いずれも「容易に翻せない厳粛な宣言」という根っこは共通しています。日常的な口約束ではなく、心の奥底から絞り出される決意の表明がvowです。
2意味一覧
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名
(神・人前での)誓い、誓約
厳粛な場で公に宣言される拘束力の強い約束というコアイメージがそのまま「誓い・誓約」という訳に結びつく。take/make a vowの形で頻出。 -
動
〜を誓う、固く心に誓う
コアイメージの「外への宣言」が動詞化したもの。vow to doまたはvow that節の形で、強い決意を誓い表明する行為を表す。 -
名
(宗教的な)誓願、修道誓約
神に対して捧げる最も厳粛な形の誓いというコアイメージが宗教文脈に特化した「誓願」という訳を生む。take holy vows(修道誓願を立てる)などで使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
promiseと混同しやすいが、promiseが日常的な約束全般を指すのに対し、vowは宗教的・儀式的な重みを持つ厳粛な誓いに限定される。気軽な「約束するよ」にvowを使うのは不自然。
動詞用法を見落としがち。vow to do(〜すると誓う)やvow that SV(SがVすると誓う)の構文で動詞として頻出するため、名詞だけでなく動詞用法も必ず押さえること。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| oath | oathは法廷・就任式など公式・法的な場での誓いに重点。vowが宗教的・個人的な誓約に対し、oathはより公的・社会的な拘束力を持つ。 |
| pledge | pledgeは政治的・社会的な公約や連帯の誓いに使われることが多く、vowより formal かつ集団的なニュアンスを持つ。 |
| promise | promiseは最も広く使える「約束」で、日常的なものから重要なものまで対象が広い。vowほどの宗教的・儀式的重みはない。 |
| swear | swearは動詞のみで「誓う」の意。vowより感情的・口語的に使われ、怒りや強い感情を伴うことも多い。 |
対義語: renounce(誓いを撤回する)、break a vow(誓いを破る)
6派生語・関連語
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vowed
形
誓った、誓約した(vowed enemyで「宿敵」の意)
7コロケーション
- make/take a vow(誓いを立てる)
- vow of silence(沈黙の誓い)
- wedding vows(結婚の誓い)
8確認テスト
After witnessing the injustice, he vowed to dedicate his life to fighting for human rights.
① 彼は人権のために戦うことに人生を捧げると約束した
② 彼は人権のために戦うことに人生を捧げると固く誓った
③ 彼は人権のために戦うことに人生を捧げることを検討した
④ 彼は人権のために戦うことに人生を捧げることを願った
正解:②
【解説】vowは単なる「約束(promise)」ではなく、強い決意を伴う厳粛な宣言というコアイメージを持つ。「不正義を目の当たりにした後」という文脈から、軽い約束ではなく魂から絞り出されるような固い誓いを表しているとわかる。①のpromiseニュアンスより②の「固く誓った」が最もvowのコアイメージを反映している。
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