crew
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は12冊に掲載されています。
1コアイメージ
crewのコアイメージは「ある目的のために組織された作業集団」です。もともとは軍事用語で「増援部隊」を意味し、そこから「同じ船・乗り物を運航する専門スタッフたち」という意味に発展しました。重要なのは「ただ集まった人々」ではなく、「役割分担しながら一つのミッションをこなすチーム」という点。だから船・飛行機の乗組員だけでなく、映画の撮影スタッフ、建設チーム、さらにはストリートギャングのような「つるむ仲間グループ」まで幅広く使えます。「集団のまとまり」と「共同作業」が根底にある共通イメージです。
2意味一覧
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名詞
乗組員・乗務員(船・飛行機などを運航するスタッフ全員)
船や飛行機という「共通ミッション」のために役割分担して動く集団がコアイメージに直結する最も典型的な用法。 -
名詞
(映画・テレビなどの)制作スタッフ・撮影チーム
カメラマン、照明、音響など「一つの作品を作るために組まれた専門スタッフ集団」もcrewのコアに合致する。 -
名詞
仲間・連中・グループ(インフォーマル)
共同行動をとる「つるむ集団」という意味に広がったもの。ポジティブにもネガティブにも使われ、ギャングの仲間を指すこともある。 -
動詞
(船・飛行機などの)乗組員として働く
名詞crewがそのまま動詞化した形。「作業集団の一員として機能する」というコアイメージから派生。
3例文
4よくある間違い・注意点
crewは集合名詞なので単体で「一人の乗組員」を指すことはできません。一人を指す場合はa crew member(乗組員の一人)と表現します。「乗組員が一人来た」をa crew came と言うのは誤りです。
staffやteamと混同しやすいですが、crewは「現場で体を動かす実務的な作業チーム」というニュアンスが強く、管理職や事務系には使いにくい点に注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| staff | staffは組織全体の「従業員・スタッフ」を広く指し、机仕事の人にも使える。crewは現場で共同作業する集団に限られる。 |
| team | teamは目標達成のためのグループという点でcrewに似るが、スポーツや職場など汎用的。crewは運航・制作など特定の現場作業のニュアンスが強い。 |
| gang | gangも「一団」を指すが、しばしば否定的含意(犯罪集団など)を持つ。crewのインフォーマル用法と重なるが、crewの方が中立的。 |
対義語: passenger(乗客)、audience(観客)
6派生語・関連語
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crewmate
名詞
同乗者・チームメイト(同じクルーの仲間) -
crew-cut
名詞
クルーカット(短く刈り上げた髪型) -
aircrew
名詞
航空乗務員(パイロット・客室乗務員を含む機内スタッフ全員)
7コロケーション
- flight crew(飛行機の乗務員チーム)
- film / camera crew(映画・撮影スタッフ)
- crew member(乗組員の一人)
8確認テスト
“The director praised the crew for their hard work on set.”
① 乗客
② 撮影スタッフ
③ 観客
④ 役者たち
② 撮影スタッフ
解説:on set(撮影現場で)という文脈から、これは映画・テレビの制作現場の話だとわかります。crewのコアイメージは「共同作業を担う集団」であり、撮影現場では監督(director)とは別に、カメラ・照明・音響などを担うスタッフチームをcrewと呼びます。①乗客はpassenger、③観客はaudience、④役者はactors/castが適切な語で、crewとは区別されます。
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