debt
/dét/
【名】借金、借り、恩義
重要度
ⓘ 重要度とは
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は17冊に掲載されています。
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は17冊に掲載されています。
1コアイメージ
debt の核心
「返すべきものがある状態」
debtのコアイメージは「誰かに対して何かを返す義務を負っている状態」です。これはお金に限らず、恩や感謝など目に見えないものも含みます。ラテン語の「debitum(負うべきもの)」に由来し、「まだ清算されていない、相手側に残っているもの」というニュアンスが根底にあります。金銭的な「借金・負債」は最も典型的な用例ですが、人から受けた親切や助けに対して「まだお返しができていない」という感覚も同じコアで表現できます。だからこそ「恩義」「お世話になっていること」という意味でも自然に使われるのです。
2意味一覧
-
名
借金、負債
お金の貸し借りにおいて「まだ返していない状態」そのものを指す。財務・経済文脈で最もよく使われる用法。 -
名
恩義、恩(返すべき感情的な負い目)
金銭ではなく親切・援助・命の恩など無形のものに対して「まだ返せていない」という感覚を表す。in one’s debt という形で頻出。 -
名
(文語)罪、過ち
「神や社会に対して清算できていないもの」という延長で、聖書的・文語的表現では「罪」を意味することもある(Forgive us our debts)。
3例文
I’ll be forever in your debt.
このご恩は一生忘れません。
お金ではなく感謝の「恩義」。「あなたに対して永遠に返せないものがある」というコアが「恩を忘れない」という日本語に
She struggled to pay off her student debt.
彼女は学生ローンを返済するのに苦労した。
金銭的な「借金・負債」。「返すべきお金がまだある」という典型的な用法
The country’s national debt has reached a record high.
その国の国家債務は過去最高に達した。
「国として返すべき総額」→「債務・負債」。個人の借金より大きなスケールでも同じコア
4よくある間違い・注意点
ここに注意
「debt(借金)」と「loan(ローン)」を混同しやすいが、loan は「貸し付けられたお金そのもの」であるのに対し、debt は「返す義務がある状態・残高」を指す。You take out a loan(ローンを組む)→ You are in debt(借金がある状態)というように使い分ける。
debtの「b」は発音しない(dét)。spelling に引っ張られて「デブト」と読むのは典型的なミス。doubt(疑う)のbと同様、サイレントbに注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| liability | 主に会計・法律用語で使われる「負債・責任」。debtより硬い語で、財務諸表などで使う。 |
| obligation | 道義的・法的な「義務・責任」。debtより広く「やらなければならないこと」全般を指し、金銭的なニュアンスはない。 |
| owing | 「未払いのもの」という意味の形容詞・名詞。debtよりカジュアルで、具体的な金額が未払いの文脈で使う(How much is owing?)。 |
対義語: credit、asset
6派生語・関連語
-
debtor
名
債務者、借り手 -
indebted
形
借りがある、恩義を感じている(be indebted to〜:〜に恩がある) -
indebtedness
名
債務(を抱えている状態)、恩義
7コロケーション
- be in debt(借金がある/恩義がある)
- pay off a debt(借金を完済する)
- run into debt(借金を抱えるようになる)
8確認テスト
次の英文の下線部 debt の最も自然な日本語訳はどれか。
“We owe a great debt to the scientists who developed the vaccine.”
① 大きな借金を背負っている
② 多額の報酬を支払う義務がある
③ 大きな恩義を受けている
④ 深刻な損害を与えた
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③「大きな恩義を受けている」が正解。owe a debt to〜は「〜に(返すべき)恩がある」という慣用表現。科学者にお金を借りているわけではなく、命や健康を救ってもらったという感謝の「負い目=恩義」を表している。debtのコアは「返すべきものがある状態」であり、それが金銭でなく感謝・恩である文脈では「恩義」と訳すのが最も自然。
③「大きな恩義を受けている」が正解。owe a debt to〜は「〜に(返すべき)恩がある」という慣用表現。科学者にお金を借りているわけではなく、命や健康を救ってもらったという感謝の「負い目=恩義」を表している。debtのコアは「返すべきものがある状態」であり、それが金銭でなく感謝・恩である文脈では「恩義」と訳すのが最も自然。
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