detail
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は16冊に掲載されています。
1コアイメージ
detailの語源はフランス語の「de(切り離す)+tailler(切る)」に遡る。つまり、大きな全体から「切り取られた一片・断片」がコアイメージ。全体像(big picture)ではなく、そこから切り出された細かな一部分を指す。だから「細部・詳細」という日本語訳が生まれる。複数形 details にすると「諸々の細かい断片」=「詳細情報・詳細事項」となり、「詳細を説明する」のように使われる。動詞として使うと「細かく切り出して述べる」→「詳述する」、軍事用語では「特定の任務のために切り出す」→「派遣する・任命する」という意味にもなる。「神は細部に宿る」という格言のように、大きな全体を支えているのが無数の細かな断片だという感覚を掴もう。
2意味一覧
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名詞
細部、詳細、細目
全体から「切り取られた一片」が名詞化した形。全体像に対してそこから切り出された小さな断片・要素のこと。 -
名詞(複数形 details)
詳細情報、詳しい内容、個人情報
複数の「断片」が集まって、具体的な情報の集合体になる。「連絡先の詳細(contact details)」のように、個人情報一式を指すこともある。 -
動詞
詳述する、詳しく述べる
情報を細かく切り出して一つひとつ述べていくイメージ。「全体をざっくり言う」のではなく、断片を丁寧に並べて説明する。 -
動詞(主に軍事・フォーマル)
(特定の任務に)割り当てる、派遣する
部隊全体から特定の人員を「切り出して」特定任務に当てるイメージ。見落とされがちだが、受験長文でも時折登場する。
3例文
4よくある間違い・注意点
detailを常に「細部」と訳そうとするのは危険。複数形 details は「詳細情報」「詳しい内容」全体を指し、むしろ「詳細」「詳しいこと」と訳す方が自然なことが多い。また動詞用法(詳述する)は単語帳に載りにくいが、長文で detail that節 / detail how節の形で登場するので見逃さないようにしよう。
「in detail(詳細に・細かく)」というイディオムを覚えておくこと。「in the detail」とtheを入れると意味が変わる場合があるので注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| particular | 「特定の一点」を指し、detailよりも個別性・特定性が強い。a particular(ある特定の点)と単独でも使える。 |
| specifics | 「具体的な事項」を指し、よりビジネス・実務的な文脈で使われることが多い。抽象論に対して具体的な数値・条件などを指す。 |
| element | 「構成要素」のニュアンスが強く、全体を成り立たせる部品という感覚。detailは小さな断片だが、elementは構造的な意味合いが強い。 |
対義語: outline(概要)、overview(全体像)、summary(要約)
6派生語・関連語
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detailed
形容詞
詳細な、細かい(a detailed explanation:詳しい説明) -
in detail
副詞句
詳細に、細かく(discuss in detail:詳しく議論する) -
detailing
名詞・動名詞
細部の仕上げ、詳述すること(car detailing:車の細部洗浄・磨き)
7コロケーション
- go into detail(s)(詳細に立ち入る、詳しく説明する)
- pay attention to detail(細部に注意を払う)
- for further details(さらに詳しい情報については)
8確認テスト
“The scientist’s paper detailed how the virus spreads through the air.”
① 詳しく述べた
② 細かく切り取った
③ 要約した
④ 否定した
① 詳しく述べた。detailが動詞として使われている例。「細断片として切り出してひとつひとつ並べる」コアイメージから、情報を細かく提示する=「詳しく述べる」となる。③の「要約した」はsummarizedに相当し、全体を圧縮するイメージでdetailの「切り出して並べる」とは真逆。
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