devise
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
deviseの語源はラテン語の「dividere(分ける・分割する)」に由来し、「物事を分けて考え、組み合わせて新しいものを作る」という知的作業のイメージが根底にある。単に「思いつく」のではなく、頭の中で要素を整理・設計しながら実用的な解決策や仕組みを組み立てるプロセスを含む点が特徴的だ。法律用語では遺言によって不動産を「遺贈する」という意味にもなるが、これは財産の配分を計画的に設計するという同じコアイメージから派生している。「考案する」という日本語訳は近いが、deviseには『目的に向けて知恵を絞って作り上げる』という能動的・設計的なニュアンスが強く込められている。
2意味一覧
-
動詞
考案する、工夫して作り出す
頭の中で要素を整理・組み立て、実用的な方法や計画を設計するコアイメージそのまま。単なる思いつきではなく、知的な設計作業を経た結果を指す。 -
動詞
(遺言で不動産を)遺贈する
財産の配分を計画的に「設計する」という法律用語としての用法。遺産をどう分配するかを生前に頭の中で組み立てて決める行為から生まれた意味。
3例文
4よくある間違い・注意点
inventとの混同に注意。inventは「これまで世の中に存在しなかったものを初めて発明する」ニュアンスが強いのに対し、deviseは「既存の知識・要素を組み合わせて実用的な方法・計画・仕組みを設計する」ことに重きが置かれる。電球を「発明する」はinvent、問題解決の計画を「考案する」はdeviseが適切。
「考案する」という日本語訳に引っ張られて、軽い思いつきのように解釈してしまいがち。deviseには知恵を絞って構造的・計画的に組み立てるという設計作業の重みが含まれている点を忘れずに。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| invent | 全く新しいものを初めて世に生み出すニュアンスが強く、物理的な発明品に使われることが多い。deviseは手段・方法・計画の設計に重点がある。 |
| contrive | 工夫・策略のニュアンスを持ち、時に「策を弄する」というやや否定的な含みがある。deviseは中立〜肯定的なニュアンス。 |
| formulate | 理論・政策・方針などを体系的に「まとめ上げる」ニュアンスが強く、より公式・抽象的な文脈で使われる。deviseは具体的な手段や仕組みの設計に向く。 |
対義語: execute(実行する)、abandon(放棄する)
6派生語・関連語
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device
名詞
装置、仕掛け、策略(deviseで設計・考案されたもの)
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devisable
形容詞
考案できる、遺贈できる -
devisor
名詞
(法律)不動産遺贈者
7コロケーション
- devise a plan(計画を考案する)
- devise a strategy(戦略を練る)
- devise a method(方法を考案する)
8確認テスト
“After months of research, the team devised an innovative method to purify contaminated water.”
① 命令した ② 発見した ③ 考案した ④ 模倣した
③「考案した」が正解。数ヶ月の研究という文脈から、知識や要素を組み合わせて知恵を絞り設計したというdeviseのコアイメージが明確に表れている。②「発見した」はdiscoverのニュアンス(すでに存在するものを見つける)であり、deviseの「頭の中で組み立てて作り出す」という設計的な意味とは異なる。
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