furthermore
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
furthermoreは「further(さらに遠く・さらに先へ)」+「more(より多く)」という構造から成り、「すでに述べたことよりも、さらに一歩前進した情報を付け加える」というコアイメージを持つ。単に情報を並べるだけでなく、論点や主張を前へ前へと積み重ねていく感覚がある。日常会話では少し硬い表現で、主に書き言葉や改まった話し言葉で使われる。前に述べた事柄の上に、同様に重要かまたはそれ以上に重要な情報をのせていくイメージを持つと、文章の流れの中での機能が直感的にわかるようになる。
2意味一覧
-
副詞
さらに、その上、加えて
「さらに先へ・より多く」というコアイメージそのまま。すでに述べた事柄に情報を積み重ね、論旨を前進させる。 -
副詞(強調的用法)
それどころか、しかもまた(強調的に追加・強化するとき)
単純な情報追加にとどまらず、前の主張を「さらに強力に裏づける」証拠を付け加えるニュアンスで使われることもある。論文や議論で前の主張を補強・強化する場面に多い。
3例文
4よくある間違い・注意点
「also(~も)」や「in addition(加えて)」と意味は近いが、furthermoreはより改まったフォーマルな文体で使われる。友達へのLINEや日常会話でfurthermoreを使うのは不自然で、作文やスピーチ・論文などで使うのが自然。
「however(しかしながら)」と混同しないこと。howeverは逆接(方向転換)だが、furthermoreは同方向への情報の追加・強化である。前後の文が同じ方向を向いているかチェックすること。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| moreover | furthermoreとほぼ同義でフォーマル。furthermoreがより「一歩先に進む」感覚が強いのに対し、moreoverは「それに加えてさらに重要なことに」というニュアンスで、後続情報がより重みを持つ印象を与える場合がある。 |
| in addition | フォーマル度はfurthermoreより低く、情報を単純に「足す」イメージ。furthermoreほど論旨を積み重ねていく推進感はない。 |
| besides | 口語的・インフォーマルな場面でも使える。「そもそも、それに」と少し投げやりに付け加えるニュアンスがあり、furthermoreの格調高さとは対照的。 |
| also | 最もカジュアルで幅広く使える。情報を並列に並べるだけで、furthermoreのような「論旨の前進・積み重ね」という推進力はない。 |
対義語: however、nevertheless、on the other hand
7コロケーション
- Furthermore, it should be noted that … (さらに注目すべきは…)
- Furthermore, research shows that … (さらに、研究は…を示している)
- Furthermore, this suggests that … (加えて、これは…を示唆している)
8確認テスト
“This apartment is conveniently located near the station. Furthermore, the rent is surprisingly affordable.”
① しかしながら、家賃は驚くほど手ごろだ。
② それにもかかわらず、家賃は驚くほど手ごろだ。
③ その上、家賃は驚くほど手ごろだ。
④ 一方で、家賃は驚くほど手ごろだ。
③が正解。furthermoreは前の情報(駅近で便利)に同方向のプラス情報(家賃が手ごろ)を積み重ねる接続詞。①②④はいずれも逆接・対比のニュアンスを含むため不自然。furthermoreのコアイメージは「前進・積み重ね」であり、流れを変えずに良い点をさらに加えるこの文脈では「その上」が最も自然。
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