dust
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
dustのコアイメージは「非常に細かい乾いた粒子が漂ったり積もったりしている状態」です。もともと「砕かれたもの」という意味合いを持つこの語は、空気中に舞うほこり、地面の砂塵、家具の上に積もるちりなどを広くカバーします。さらにこのイメージは比喩的にも広がり、「ほこりを払う・拭く」という動詞用法や、「人間は死ねば塵に帰る」という聖書的な文脈での「土・灰塵」という意味にも繋がります。「消え去った・無価値なもの」の象徴としても使われ、bite the dust(地に倒れる・失敗する)のような慣用句も生まれています。
2意味一覧
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名
ちり、ほこり
細かい粒子が空気中に漂ったり表面に積もったりしている状態がコアイメージそのもの。日常的に最もよく使われる意味。 -
名
砂塵、土ぼこり
地面の乾いた土や砂が風で舞い上がり細かい粒子となった状態。屋外の文脈ではこの訳が自然になる。 -
名
(聖書的・詩的表現で)土、灰塵、遺灰
「人は塵から生まれ塵に帰る」という概念で、dustは儚い人間の肉体や死後の姿を象徴する。dust to dust という表現はここから来る。 -
動
(ほこりを)払う、拭き取る;(粉を)振りかける
dustという粒子を取り除く、またはdustのような細かい粒子を振りかけるという動作を表す。dust the furniture(家具のほこりを払う)やdust with flour(小麦粉をまぶす)など両方向に使える。
3例文
4よくある間違い・注意点
dustは「ほこり」という名詞としか覚えていない受験生が多いが、動詞として「ほこりを払う」「粉をまぶす」という意味でも頻出。特にdust off(ほこりを払い落とす・久々に使う)やdust with~(~を振りかける)の形は長文や英作文で役立つ。
bite the dust(失敗する・死ぬ)、gather dust(使われずに埃をかぶっている)などの慣用句は意味がわかりにくいため、日本語に直訳しないよう注意。コアイメージの「消え去るもの・無価値になるもの」から意味を推測できるようにしておこう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| dirt | dirtは汚れや泥など「不潔なもの全般」を指し、dustよりも粒子が粗く湿った汚れも含む。dustは乾いた細かい粒子に限定されるのが特徴。 |
| ash | ashは燃焼後に残る「灰」で、dustよりも由来が明確。詩的・宗教的文脈ではdustとashが並んで使われることがある(ashes to ashes, dust to dust)。 |
| powder | powderは意図的に細かく砕いた「粉末」で、dustとは異なり用途のある有用な粒子というニュアンスが強い。 |
対義語: cleanliness、purity
6派生語・関連語
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dusty
形
ほこりっぽい、砂埃で覆われた -
duster
名
ほこり払い(道具);薄手の上着 -
dustbin
名
(英)ごみ箱(= trash can) -
dustpan
名
ちり取り
7コロケーション
- gather dust(ほこりをかぶる・使われずに放置される)
- bite the dust(倒れる・失敗する・死ぬ)
- dust off(ほこりを払う・久々に取り出す)
8確認テスト
“That old dictionary has been gathering dust on the shelf for years.”
① ちりを集めている
② 使われずに放置されている
③ 価値が上がっている
④ 砂をまき散らしている
② 使われずに放置されている。gather dust は「ほこりをかぶる」が文字通りの意味だが、転じて「長い間使われずに放置されている」という慣用表現として定着している。dustの「無価値・忘れ去られたもの」というコアイメージからこの比喩的意味が自然に生まれる。①は直訳すぎて不自然、③④は文意に合わない。
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