treaty
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は13冊に掲載されています。
1コアイメージ
treatyのコアイメージは「国家や当事者間で正式に交渉・合意された取り決め」です。語源はラテン語のtractare(扱う・交渉する)で、単なる口約束ではなく、双方が長い交渉プロセスを経て文書に署名した「重みのある約束」を指します。日常の契約(contract)や協定(agreement)とは異なり、主に国家間の公式な合意に使われる格式高い語です。「条約」と訳すのが最も一般的ですが、その本質は「交渉を経て成立した拘束力ある合意」であり、そのニュアンスを押さえることで、単なる暗記を超えた理解が生まれます。
2意味一覧
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名詞
条約・協定
国家間で正式な交渉を経て締結された拘束力ある合意文書。コアイメージの「正式に取り決めた約束」がそのまま「条約」という日本語に対応する。 -
名詞
(私人間の)合意・取り決め(古語・法律用語)
歴史的・法律的な文脈では国家間だけでなく個人間の正式な合意を指すこともある。「交渉を経た正式な約束」というコアが個人間にも適用されたもの。
3例文
4よくある間違い・注意点
treaty・agreement・conventionの混同に注意。agreementは非公式な合意も含む広い語、conventionは慣行や国際条約(人権条約など)に多用、treatyは国家間の最も格式の高い「条約」。すべて「条約・協定」と訳せる場面があるが、treatyは特に公式性・拘束力が強いニュアンスを持つ。
by treaty(条約によって)という副詞句的表現や、treaty port(条約港)のような複合語も受験では問われることがあるため、単独の意味だけでなく文脈全体で判断する習慣をつけること。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| agreement | 非公式なものから国際条約まで幅広く使える汎用語。treatyほどの格式・拘束力を含意しない。 |
| convention | 人権・環境など特定分野の多国間条約に多く使われる。慣行・慣習を意味する場合もあり、treatyより専門的・技術的なニュアンス。 |
| accord | 政治的な合意・協定を指すが、treatyより非公式で、首脳会談後の声明などに使われることが多い。 |
| pact | 同盟・密約的なニュアンスがあり、軍事・政治同盟に多く使われる。treatyより口語的でやや非公式。 |
対義語: conflict、hostility
6派生語・関連語
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treat
動詞
扱う・もてなす・交渉する(語源的に同根)
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treatise
名詞
論文・専門書(同語源:あるテーマを「取り扱った」文書)
7コロケーション
- conclude / sign a treaty(条約を締結する・署名する)
- peace treaty(平和条約)
- under a treaty(条約のもとで・条約によって)
8確認テスト
「The environmental treaty obligates signatory nations to cut carbon emissions by 30%.」
① 宣言 ② 協定 ③ 規則 ④ 約束
② 協定。treatyは国家間の正式な合意を指し、この文では複数の国が署名した拘束力ある取り決めを意味する。「宣言(declaration)」は一方的な表明、「規則(rule/regulation)」は法令的なもの、「約束(promise)」は個人間の口約束のニュアンスが強く不適切。環境分野の多国間合意なので「協定」が最も自然。
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