exaggerate
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は16冊に掲載されています。
1コアイメージ
exaggerateはラテン語の「ex-(外へ)+aggerare(山積みにする)」が語源。本来の大きさや程度を超えて「盛り上げ、外に押し出す」イメージが核心にある。事実や実態をそのままでなく、意図的にせよ無意識にせよ、実際より大きく・多く・強く見せることを指す。「嘘をつく」わけではなく、あくまで「実際にある何かを膨らませる」のがポイント。語り・数字・感情・身振りなど、あらゆる対象に使える。また比喩的に「(影響・効果などを)必要以上に強調する」という意味でも使われ、単なる「大げさに言う」を超えた幅広いニュアンスを持つ。
2意味一覧
-
動詞(他動詞・自動詞)
誇張する、大げさに言う(表現する)
事実という「素材」を実際より大きく膨らませて外に出すイメージ。話・数字・感情など何かが実態以上に強調される場面で使う。 -
動詞(他動詞)
(問題・差異などを)過大に見積もる、実態以上に重大視する
ネガティブな事態や違いを必要以上に大きく見せるのも同じ「膨らませる」コアから来る。「誇張する」と訳すより「過大視する」が自然な文脈で多用される。 -
動詞(他動詞)
(身振り・表情などを)オーバーにする
言葉に限らず、動作や表情を実際より大きく誇示することも同じコアイメージで説明できる。演技・パントマイムの文脈で特によく現れる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「嘘をつく(lie)」との混同に注意。exaggerateは事実ゼロから作り上げるのではなく、実際に存在するものを膨らませるニュアンス。’I’m so hungry I could eat a horse.’(お腹が空いてたまらない)のような誇張表現も exaggeration と呼ぶ。
自動詞としても使える点を見落としがち。’Don’t exaggerate!’(大げさにしないで!)のように目的語なしで使われることも多い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| overstate | より書き言葉・フォーマルな語。意図的に事実以上のことを述べるニュアンスが強く、感情的な膨らみより論理的な過大陳述に使われやすい。 |
| embellish | 装飾を加えて話を「彩る・脚色する」ニュアンス。純粋な誇張というより、面白くするための肉付けや美化に重点がある。 |
| magnify | 本来は「拡大する」の意で、問題や欠点をレンズで拡大するように大きく見せる場合に使う。感情的・主観的な誇張より客観的な過大視に近い。 |
| overemphasize | 重要性や価値を必要以上に強調するニュアンス。全体のスケールを膨らませるexaggerateと比べ、特定の点への過度な強調に焦点がある。 |
対義語: understate、downplay、minimize
6派生語・関連語
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exaggeration
名詞
誇張(すること)、大げさな表現 -
exaggerated
形容詞
誇張された、大げさな -
exaggeratedly
副詞
誇張して、大げさに -
exaggerator
名詞
誇張する人、話を盛る人
7コロケーション
- greatly / wildly / hugely exaggerate(大いに誇張する)
- exaggerate the importance / risk / effect of ~(〜の重要性・危険性・効果を誇張する)
- it is no exaggeration to say that ~(〜と言っても過言ではない)
8確認テスト
The report exaggerates the gap between rich and poor in this country.
①この国の貧富の差を捏造している
②この国の貧富の差を過大に描いている
③この国の貧富の差を正確に分析している
④この国の貧富の差を意図的に隠している
②
「exaggerate=実際より大きく膨らませる」のコアイメージから、貧富の差(実際に存在するもの)を実態より大きく見せているという意味になる。①の「捏造」は事実ゼロから作り上げるニュアンスでlie/fabricateに近く不正解。③・④はコアイメージと逆方向。「過大に描く・必要以上に強調する」が最も自然。
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