depend
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は16冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
dependはラテン語のdependere(「下にぶら下がる」)に由来します。de-(下に)+pendere(ぶら下がる)というイメージです。何かにぶら下がっているということは、①その対象なしには自分が成立しない(=依存・頼る)、②ぶら下がっているものの動きによって自分の位置も決まる(=~次第である)という2つの感覚が生まれます。pendulum(振り子)やsuspend(宙吊りにする)も同じpendere語根をもちます。「自分の状態が何か別のものにぶら下がって決まる」というコアイメージをつかむと、すべての意味が自然につながります。
2意味一覧
-
動
頼る・あてにする
自分の体重を何かにぶら下げて預けているイメージ。それがなければ立っていられない=頼る、あてにする、となります。 -
動
依存する
ぶら下がる対象がなければ存在できないという状態が、精神的・物質的な「依存」を表します。 -
動
~次第である・~による
ぶら下がっている対象が動けば自分も動く=結果や状態が「何かによって左右される」という意味。depend on the situation(状況次第)がその典型です。 -
動
(It depends.で)場合による・一概には言えない
条件が決まっていないためぶら下がる先が定まっていない状態。日常会話で非常に多く使われるが、教科書では軽視されがちな重要表現。
3例文
4よくある間違い・注意点
depend は必ず depend on ~ または depend upon ~ の形で使います。「×depend to」「×depend for」とするミスが多いので注意。ただしIt depends. と単独で使う場合は on 以下を省略しています。
「頼る」という日本語から rely と混同しやすいですが、depend on は「存在や状態そのものが左右される」ニュアンスが強く、条件・状況を問う文脈でも使えます。一方 rely on は「信頼して任せる」という意図的な行為に焦点があります。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| rely on | 信頼や信用に基づいて意図的に頼る行為に焦点。depend on より能動的・意志的なニュアンスがあり、「~次第である」の意味はない。 |
| count on | 口語的で、期待・当てにするという意味合いが強い。dependより感情的なつながりを感じさせる。 |
| hinge on | ドアの蝶番(hinge)のイメージで、結果や成否が完全に何かにかかっているという「~次第」の意味に特化。depend onより結果への影響が強調される。 |
対義語: be independent of、be free from
6派生語・関連語
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dependence
名
依存(状態)・頼ること
-
dependency
名
依存(関係)・属国・従属地 -
dependent
形・名
(形)依存している・(名)扶養家族
-
independent
形
独立した・自立した(in-で「ぶら下がっていない」)
-
independence
名
独立・自立
7コロケーション
- depend on / upon ~(~に頼る・~次第である)
- heavily depend on ~(~に大きく依存する)
- It depends on the circumstances.(状況次第だ)
8確認テスト
“Whether the event will be held outdoors depends entirely on the weather.”
① 屋外で行われるかどうかは、天気をまったく気にしない。
② 屋外で行われるかどうかは、完全に天気次第だ。
③ 屋外で行われるかどうかは、天気に頼ってほしい。
④ 屋外で行われるかどうかは、天気に対して依存している人による。
② 「完全に天気次第だ」が正解。depends entirely on the weather は「結果が天気にぶら下がっている=天気によって決まる」というコアイメージそのものです。①は意味が逆、③は主語と意味がかみ合わない、④は「人」という要素を無理に加えた誤訳です。depend on が「~次第である・~によって決まる」という意味で使われていることを理解できているかが問われています。
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