face
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は11冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
faceのコアイメージは「正面を向く・向き合う」です。名詞の「顔」は体の正面にあるもの、「表面・外壁」は建物の正面にあるもの、そして動詞では「正面から向き合う」という意味になります。重要なのは、このイメージには「逃げずに真正面から対峙する」という意識が含まれている点です。困難な現実に目を背けず、きちんと「顔を向ける」状態を想像してください。だからこそ「困難に直面する」「問題に向き合う」など、逃避できない状況で使われることが多く、confront(対抗する)よりも「受け入れながら向き合う」ニュアンスが強いのが特徴です。
2意味一覧
-
動
(困難・現実などに)直面する、向き合う
つらい現実に「正面を向ける」こと。目を背けず向き合うイメージで、「直面する」「向き合う」という訳が生まれる。 -
動
〜の方を向く、〜に面する
物理的に「正面を向ける」というコアイメージがそのまま表れる用法。建物が海に面している、人が東を向くなど。 -
名
顔、表情
体の「正面にある部分」というコアイメージから。感情が最も表れる部分でもある。 -
名
表面、(建物の)正面、外観
「正面にあるもの」というコアイメージが拡張され、物体の表面や建物のファサード(正面部分)を指す。 -
名
(時計などの)文字盤
「正面」「表面」というコアイメージから、時計の正面にある目盛り部分を指す。
3例文
4よくある間違い・注意点
face は「直面する」と覚えがちだが、「向き合う・受け入れながら対処する」という含みがある。confront が「真っ向から対立・対抗する」ニュアンスに対し、face は「現実をありのまま正面から見る」イメージ。face the music(つらい結果を甘受する)という慣用表現もこのニュアンスから生まれている。
動詞 face は目的語を直接取ることに注意。× face to the problem ではなく ○ face the problem が正しい。前置詞は不要。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| confront | confront は「正面衝突・対立・問い詰める」という攻撃的・対抗的なニュアンスが強い。face が「向き合って受け入れる」のに対し、confront は「立ち向かって戦う」感覚。 |
| encounter | encounter は「偶然出くわす・遭遇する」意味が強く、予期せぬ出会いに使う。face は「意識的に向き合う」点で異なる。 |
| deal with | deal with は「対処する・処理する」という問題解決プロセスに焦点が当たる。face は「向き合う」姿勢そのものを指し、解決しなくても使える。 |
対義語: avoid、evade、flee
6派生語・関連語
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facial
形
顔の、表情の(facial expression:表情)
-
facing
形・前
〜に面した、向かい合った -
face-to-face
形・副
対面の(で)、直接の(に) -
faceless
形
顔のない、個性のない、匿名の -
surface
名
表面(sur-(上)+face(面)から派生)
7コロケーション
- face the reality(現実に向き合う)
- face a challenge / face difficulties(困難に直面する)
- face-to-face meeting(対面での会議)
8確認テスト
“The government must face the consequences of its decisions.”
① 政府はその決定の結果を隠さなければならない
② 政府はその決定の結果を受け入れて向き合わなければならない
③ 政府はその決定の結果を批判しなければならない
④ 政府はその決定の結果を無視しなければならない
② 正解は②。face のコアイメージは「正面を向いて向き合う」。consequences(結果・報い)という逃げられない現実に対し、目を背けず正面から受け入れる姿勢を表している。① や ④ は「回避する」ニュアンスで face の対義的行動。③ の「批判する」は confront や criticize に近く、face 本来の意味から外れる。
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