fine
【動】罰金を科する
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は13冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
fineのコアイメージは中世ラテン語のfinis(終わり・決着・決定)に由来します。名詞・動詞としてのfine(罰金・罰金を科す)は、法的な争いや違反に対して「決着をつける」ために課される金銭的制裁という意味から来ています。一方、形容詞・副詞のfine(「すばらしい」「細かい」「元気な」「晴れた」)は別系統の語源(ラテン語finitus「完成された・洗練された」)に由来し、「仕上がりが完全である」というイメージと結びついています。つまりfineは語源的に複数の流れを持つ多義語であり、「罰金」の意味においては「法的決着・決定」というコアを押さえることで、「罰金を科す」動詞と「罰金」名詞が同じ単語から来ていることが自然に理解できます。
2意味一覧
-
名詞
罰金、過料
定められたルールという「境界線」を超えた行為に対して支払う金銭。「違反=境界逸脱」の結果として課されるものというコアイメージが直結する。 -
動詞
〜に罰金を科す
境界を越えた人に対して罰金という制裁を「与える・課す」行為。名詞と同じコアから、動詞的用法として「罰金を科する主体の行為」を表す。 -
形容詞
(質・天気・体調などが)すばらしい、良好な、元気な;細かい、微細な
「細い・精密な線」→「精巧・優れている」という派生。同綴り別語源だが、大学受験では文脈から品詞を見抜く力が求められる重要な意味。
3例文
4よくある間違い・注意点
形容詞・副詞のfine(「元気です」「結構です」)と名詞・動詞のfine(「罰金」「罰金を科す」)は同じ綴りで品詞が異なる。試験では文脈から品詞を素早く判断する練習が必須。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| penalty | penaltyは反則・違反全般に対する「罰則・ペナルティ」全般(金銭以外も含む)を指すが、fineは金銭的な罰則に限定される。 |
| forfeit | forfeitは資格・財産などを「没収される」ニュアンスが強く、規則違反による権利の喪失を指す。fineよりやや法的・フォーマルな響き。 |
| fee | feeはサービスや手続きに対して支払う正当な「手数料・料金」であり、違反を前提とするfineとは根本的に異なる。 |
対義語: reward(報酬)、prize(賞金)
6派生語・関連語
-
finely
副詞
細かく、精巧に、すばらしく -
fineness
名詞
細かさ、精巧さ、優良さ -
refine
動詞
精製する、洗練させる(re-+fine)
7コロケーション
- pay a fine(罰金を払う)
- impose a fine on ~(〜に罰金を課す)
- be fined for ~(〜のことで罰金を科される)
8確認テスト
“The city council voted to fine residents who fail to separate their garbage properly.”
① 市議会は、ごみをきちんと分別しない住民を表彰することに賛成票を投じた。
② 市議会は、ごみをきちんと分別しない住民に罰金を科すことを決議した。
③ 市議会は、ごみをきちんと分別しない住民を逮捕することを命じた。
④ 市議会は、ごみをきちんと分別しない住民に警告を発することに票を投じた。
② が正解。fineは動詞として使われており、「〜に罰金を科す」という意味。ルール(ごみの分別)に違反した住民に対して金銭的制裁を課すというfineの「罰金」義そのもの。①のrewardや③の逮捕・④の警告とは明確に区別される。
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